「あっ先輩。やっと見つけました。もう先輩の試合始まっちゃいますよ」
「もうそんな時間なの。すぐ行くわ」
初夏。県のテニスコートには多くの高校生が集まり、何面もあるコートで互いの実力を競い合っていた。
高校生硬球テニス夏の県大会、その初日。
もうすぐ緒戦が始まるのに2年生の瑠依 ( るい)先輩が指定されたコートに来ていない……と3年生の先輩に聞かされて5分後。テニスコートの外、隣接した公園で発見した。周囲には試合前の選手が準備運動やランニングをして身体をあたためていたが、試合間近の選手がいていいところじゃない。
「里沙ちゃん探させてごめんなさいね。もう行こうと思ってたのだけど」
「ついさっき開始前のアナウンスが流れてましたよ!」
「じゃあ急いで行くわね。ありがとう」
黒い天の川みたいな長髪をたなびかせながら先輩が駆けていく。
息を整え、ちょっと気になって先輩が歩いてきた方向を見やる。
公園のトイレ。トイレから出てきたタイミングで先輩に声をかけた。その気になればもう数分早く試合のことを教えられたけど……。
「瑠依先輩、うんこしてた……」
ちょっと気まずくて、外で待ってた。
私が先輩を見つけたのは、正確には今じゃなくて2分ほど前。公園のトイレに駆け込んでいく背中を発見したときだ。
「先輩、お腹の調子でも悪かったのかな」
瑠依先輩を探してきてほしいと3年の先輩に頼まれたとき、「もしかしたら瑠依はトイレにいるかも」と言われたのでまずはテニスコートのトイレに向かった。
空き待ちの列ができており、満席の個室に名前で呼びかけても返事はなく、もしかしてと思い次に近い公園のトイレを目指したら見つけた次第だ。
早く試合のことを教えてあげようとトイレの中まで追いかけると、
『んッ、くぅ……んんっ!』
苦しそうに呻く声と、水っぽい破裂音。そして2基の個室の内1つだけが閉ざされていて。試合直前にお腹を壊してトイレに行ったけど、テニスコートのトイレが空くまで我慢できなくなって、次に近い公園のトイレに駆け込んだのかな。
すごい下痢だった。うんこなのにおしっこみたいな音を立てて、それにぶびぶびとおならも鳴らして。まるで何度も下した後のような腹具合。幸いにも入って2分足らずでトイレから出てきたけど、朝から何回もうんこしてたのかな? それにしては顔色は普通だった気がするし、何度もトイレに行く様子はなかったけど。
とても辛そうに下痢をしていたので声をかけることができなかった。うんこそれも下痢をしている最中に知ってる人に声をかけられたら恥ずかしいだろうし、邪魔をするよりそっとしておいて元気を取り戻すことに集中させた方がいいと思ったから。
そういえばトイレの中、先輩が入ってすぐだったのに下痢のうんこの臭いが充満してた。他の人もたまたまお腹を下して利用してたのかな。
それとも――ずっと公園のトイレにこもってて、私が見つけたトイレに入っていく姿は用を済ませてすぐに催してまた駆け込むところだったりして。
「クールでかっこいい先輩でも下痢、しちゃうんだ」
何考えてるの私っ。そんなの当たり前じゃん。
でもでもでも、瑠依先輩はかっこいいしモデルさんみたいだし、テニスの実力は2年生なのに部で一番、県大会優勝も噂されるくらい県内でも上手だし、優しいし、強いし、それにえっとえっと。とにかく、人前でうんこをするイメージってなかったなぁ。
先輩滅多にお腹壊す人じゃなかったからお腹を冷やしたのかな。変なものでも食べたのかな。あの日だとお腹がゆるむ体質で今日来ちゃったのかな。強い先輩に限って試合で気負ってお腹が痛くなるなんてないだろうし。
まぁいいか。そういうときもあるよね。お腹の具合よくなるといいなぁ。期待されてる大会だもんね。
去年はシングルス準決勝で負けちゃったらしいけど、1年生で県大会ベスト4はすごいことだよね。もう少しでインターハイだったんだもん。今年こそはインターハイ出場できると私も嬉しいな。
先輩の試合するコートに行くと試合は開始しており、既に1ゲームを先取していた。さっきまでお腹を壊して弱っていたとは思えないくらいハツラツとしている。
「里沙ちゃん、わざわざ探してくれてありがとうね」
「おつかれー」
試合を観戦していた2年生の先輩たちがねぎらってくれる。
「間に合ってよかったです」
「ほんとにね。そういえば瑠依はどこにいた? やっぱトイレ?」
「えっと…………はい、すぐに出て来て、ちょうど」
なんとなく。瑠依先輩が下痢をしていたと正直に言うのが憚られて嘘をつく。ううん、嘘じゃないよね。下痢だったけどすぐ出てきたのは合ってるし。
「そっか、じゃあ違うのかな」
話が見えてこずはてなを浮かべていると、
「あーそっか1年生は知らないよね。去年の事件」
「ちょっと! 瑠依は気にしてるんだから言わない方が、」
「実はね――」
悪どい顔で先輩の1人が語りだす。
「あの子、去年の県大会は腹を下して試合に負けたんだよ」
◇
「あの、私ちゃんとお願いしましたよね!?」
瑠依先輩がすごい剣幕で顧問に詰め寄っている。
組まれていた1日目の試合が終わり、宿泊先のホテル。30人の部員に対して取った部屋は15部屋、まだ部屋の割り振りがされていなかったのでホテルのロビーで2人組が作られている最中だった。
こういうのって先に決めるものじゃないかなぁ、と出遅れておどおどしているときだった。
「私一人部屋じゃないと試合に出ないって、何度も言ったと思うんですけど」
大きな声で注目されたのを気にして抑えめの声色。ずんと重く響く怒声。
「どうしてもツインじゃないと取れなくて……教えるのを忘れてたわ」
そういえば公式試合で宿泊があるときは瑠依先輩だけ一人部屋だったっけ。弱小テニス部で唯一上位に行ける先輩だからこそ通るワガママなんだろうけど……。なんで一人部屋に固執するのか気になってはいたけど、理由は知らないんだよね。一人の方がゆっくり休めるし同室の人に気を遣うこともないし、わからなくもないけど。
「今からどうにかならないんですか」
「もう満室らしくて」
「じゃあ明日棄権します」
「それは困るわ! 明日勝てばインターハイなのよ」
「それでもっ! 先生は知ってるでしょう、今日だってひどかったのに、明日の試合なんてとても……」
「あっ! あのっ!!」
我を忘れている瑠依先輩となだめようとしている顧問の間に割って入る。
「もしよかったら私が一緒に泊まってもいいですかっ!」
「里沙ちゃん、あのね、誰ならいいって話じゃないの。一人がいいの。ちょっと黙ってて」
見たこともない冷酷な視線に息が止まりそうになる。
「仲のいい私となら安心じゃないですか? わかりますよ、瑠依先輩一人でいるのが好きでしたもんねっ。おとなしくしてますから、ね?」
おろおろと慌てているだけの顧問。
無理やり作った笑顔で優しく諭しに入る私。
2度、3度引きつった目で交互に見て……「わかったわ。里沙ちゃんとなら、いい」と渋々首を縦に振った。
「よかったぁ! 一緒に泊まってくれる人いなくて困ってたんです。それに大好きな先輩と一緒なら嬉しいなあ」
「私はゆっくり休まないといけないのだから、邪魔したら里沙ちゃんでも追い出しますかね」
あー怖かったあ。でも大好きな先輩とお泊り、ちょっとうれしいな。
でも機嫌が悪そうだから、注意しなきゃ。
◆
「瑠依! もう試合の時間だよ!」
「ちょっと待って、もう、出るから……ッッ!」
まただ。
試合前夜、特に上位大会への出場をかけた試合がある前日。
「どうしたの? お腹下しちゃったの?」
「うん、ちょっと、お腹の調子悪くて……んぅっ!」
「まだかかりそう?」
「だいじょうぶ、はぁっ、んッ!」
6月下旬、インターハイ出場をかけた夏の県大会。
きっと一生忘れることのできない悪夢のような出来事が、まさに悪夢となって幾度も私を苦しめる。
「早くしなきゃ、だいじょうぶ、もう、出ない……出ない」
1年生にして期待されていた私とはいえども1年生、ベスト16にでも入れれば御の字だろうと各校の先輩方の胸を借りるつもりで挑んだ県大会において。
私は年に数度あるかどうかの好調子でベスト4まで進出してしまった。早くも敗退した同じ部の先輩たちを差し置いて。我が事のように応援してくれる先輩たち、同級生、顧問の先生。そしてあと1勝でインターハイのチケットが勝ち取れる――急に心臓の鼓動が乱れ、急加速したのをはっきりと覚えている。
そして脈拍のみならずお腹も急に下った。準決勝開始まであと5分、ウォーミングアップに入った途端。
何故か急にウンコがしたくなった。
「お腹が、痛い……! ウンコがしたくなってきた……」
「なんでこんな急に、やだ、試合前なのに。下痢、出る、だめっ」
「試合終わるまで我慢……できない。今すぐトイレっ」
「先生、ちょっとお手洗い、行ってきます……」
「あのっ、お腹の調子悪くなってきて、その、」
「大きい方が我慢できないんです……! すいませんっ!」
ラケットを放り投げトイレに駆け込み、4日分のウンコを洋式便器に解き放った。朝から家のトイレでがんばったのに出なかった硬質便がいとも簡単に出た。
お尻の粘膜をいたずらに傷つける巨大な感覚。珍しく便秘になってお腹が痛くなっただけ、そう思いたかった――でも我慢できないくらいに催した便意はただならぬ強烈さ。下痢になったときの、鋭くて熱を帯びた激痛だった。
それから10分近く私は便器から尻を離すこともできなかった。
4日分の老廃物を出したにもかかわらず、おびただしい量の便が止まらない。少し軟便が出てからは、ひたすらに水様便。やっと落ち着いたかとお尻を拭いていると便意がぶり返し、水と気体を下らせる。
でっかいウンコをして、たくさん下痢も出た。気張っても気張ってももう出ない。出ないはずなのに、お腹が痛い。出ないのに、うんちがしたくてしょうがなかった。一刻も早く試合に戻りたいのに、戻れない。うんちがしたい!
女子が何人も出入りし、時には空き待ちの列もできているのに出ることができない。ずっと両隣におしっこをするだけの女の子が出たり入ったりしているのに、静かにうんちをする余裕もない。恥ずかしい、みんなただのおしっこなのに、はしたなく下痢の音を鳴らして、臭いを拡散させて、それに、大事な試合前にお腹を壊すなんて、本当に恥ずかしい……!
とびきり大きい放屁をしてしまい、ドアの前にいる同級生が濁った声でむせた。
「よくなったからもう戻るって先生に伝えてっ……」
何度も確かめるように踏ん張って、幻のような気さえする便意に見切りをつける。
大量の紙を力づくで巻き取って乱暴にお尻に押し付ける。新たに巻き取る時間も惜しんで白い面を探して力強く擦りつけた。
しっかり拭き取れたか確認せずショーツを上げると粘ついた感触。拭ききれていない。でも時間がない。流れきったか見ることもせず個室を飛び出し、乱雑に手を洗ってコートに駆けていく。
お腹はじくじくするけど、すごい便意だったから感覚が残ってるだけ。試合に出なきゃ、後少しでインターハイなんだから、みんな期待してる、勝たなきゃ、テニス、しないと……。
準決勝3セットマッチの最初の1セットは相手選手に取られてしまった。試合の途中から便意を催してしまい、何もできずにゲームの流れを持っていかれてしまった。
「すいません、お腹が痛いのでトイレ休憩に行かせてください……」
審判と先生に断って、トイレに駆け出す。このまま我慢していたら何も点を取れずに負けてしまう。すぐに済ませて、調子を取り戻さないと……!
厕所运气不好,隔间都满了,有好几个人在等着空位。比赛中的休息时间也是有限的。而且还是迟到入场,心情糟糕透顶。没时间了。也没有余裕等到空出来。
“我肚子痛得受不了了,请让我先进去!!”
这是不顾羞耻和体面的拼命恳求。让出顺序后,我立刻冲进了刚空出来的隔间。
一边消除声音,一边拼命地、拼命地忍耐。像开水一样滚烫的下痢倾泻而出。屁股好痛。肚子这么痛还是第一次。完全没有头绪。前一天比平时睡得早,晚餐也没有吃生食或味道奇怪的东西。生理期虽然会拉肚子,但只是软便而已,何况一周前就已经过了。更何况之前还在便秘。
除非得了重感冒或食物中毒,否则不会拉肚子的,为什么,为什么……!
在来看情况的同学的严重担忧中,我总算在五分钟内离开了厕所。如果时间允许,真想一直坐在马桶上。
梦境在加速。只强调并重放那些我一直一直铭记在心、成为创伤的部分。
大概是肚子里的毒素排干净了,比赛进展得非常顺利。在交替拿下一局的拉锯中,凭借出色的发挥取得了两局领先。再赢一局就能拿下一盘。比赛才刚刚开始,还能行——!
我想拉屎。
双误!裁判的声音响彻全场。
发球两次失误,分数就归对方。过去几个月连一发都很少失误的我,竟然两次把球打在了网上。
我想拉屎。
肚子不痛了。但肛门处涌来的热流。只要稍微一松懈,一用力,就会出来。
我想拉屎。
想去厕所。想拉屎想得不得了。肯定是像水一样的东西。只要忍住不动就能憋住。但要是剧烈运动,屁股就会松。比赛,必须继续。赢下这一局就能换边,就能再去一次厕所,大概,只要说肚子痛,没办法的嘛,所以只要赢了就好,明明是我占优势,想拉屎,必须发球,扔球,击球,失误,不行下次一定要发球成功想拉屎想去厕所必须把球打进去不如从下面打过去也不行想拉屎球没进双误,骗人的,不行,这样下去会输的想拉屎,没事,稍微冷静一点了,下次一定要发球,进了,行了,趁便意还没上来赶紧赢,回球来了快打回去腿动不了快打回去拉屎去厕所拉屎球回球必须打回去为了赢必须打回去必须打回去不行球回球拉屎拉屎拉屎啊不行要出来了但必须打回去够不到啊不行要出来了要拉了忍住夹紧屁股啊不行脚绊倒了不行要摔倒了屎要出来了不行啊啊——!
啊。
◇
“不行!!!”
房间里的悲鸣让我惊醒了。
什么,呃,好可怕……刚才,是瑠依前辈的声音?
为了明天早早就睡了,深夜……几点了。
“骗人的,又来了,为什么,不要,”
怎么了,发生什么事了吗。好可怕……。
打开了读书灯,好像在被窝里窸窸窣窣地弄着什么。要不要跟她搭话呢。
“不要,漏了……呜!”
这是不同于因恐惧而变调的悲鸣的、另一种蕴含着痛苦的小声尖叫。
“厕所……”
只是想去厕所?但发出那么大的声音,难道前辈肚子痛?想拉屎?
“呃,呼,啊啊,呼啊啊啊——!”
怎么了,快去不就好了。为什么不下床忍着。
想拉屎对吧……?房间里明明有厕所。是害怕吗。但灯也开了,为什么……。
咕咚
被窝里异常地热。
“呼——,呼啊——!”
那个瑠依前辈,正因肚子痛而虚弱地呻吟。
今天明明在公园厕所拉过肚子了,还想拉。是啊,从那以后应该过了几十个小时了,又想了吧。一直不舒服吗。
“嗯,呃,呼啊……!”
前辈,难道是因为我在同一个房间所以不方便去厕所?床和厕所很近,冲水的声音也能听到。拉屎的声音可能也听得到,而且即使消音,冲水的声音也更大,所以没用。
想催她快去厕所,但如果被发现我醒着,她可能会更拼命忍耐。而且如果发现我知道她肚子坏了,她可能会受伤。
那个前辈在忍着屎意。今天肯定已经拉了好几次水一样的下痢,肯定已经在便器上坐了好几十分钟噗噗地拉过了,但现在又想拉了。肚子没好,吃的东西喝的东西消化不了想排出去,想从白色的床移到白色的便器,想得不得了。
明明这样,明明想拉屎想得不得了,却因为我睡在旁边,在忍着屎意……!!
瑠依前辈,是什么表情呢。好想看。
“那个,里沙酱,你,醒着吗?”
没醒哦。完全没注意到前辈肚子痛哦,所以快去厕所吧。尽情地、想拉多少就拉多少吧。
“……厕所”
爬下床,尽量不发出脚步声,但充满了焦急的气氛,走进了厕所。似乎连关门都小心翼翼地轻轻合上了。
“嗯!”
几秒后,一阵刺耳的破裂声传到了我这边。
瑠依前辈,明明我就在附近,却在拉屎……!
帅气的前辈,引领网球部的可靠的前辈,正发出难听的声音在拉屎。肚子坏了,半夜醒来冲进厕所。
“……在意”
下了床,蹑手蹑脚地靠近厕所。
前辈打开的读书灯,那如阳光般微弱的亮度渐渐远去。
到了玄关前、浴室附近,灯光若有若无,但浴室门缝里透出了光。还有声音,还有气味。只有气体的水声,刺鼻的酸臭味。
“啊……”
本想默默观察,却因惊讶不由自主地出了声。
门微微开着。
难怪光线、排泄声和恶臭都漏了出来。
前辈,是太困了忘记锁门了吗。明明那么在意我是不是醒着,为了不被看到应该会小心的吧。难道是因为在酒店总是安排单人间,所以大意没锁门吗。
……里面的结构是怎样的来着。门正对着里面是浴缸,前面是马桶。好像是横向的。
门缝大概有我两根手指那么宽。勉强能看到里面。
热。是因为睡觉时把空调开得很弱吧。
悄悄地,悄悄地从门缝往里窥视。
在,是前辈。坐在我也用过的西式马桶上,在拉屎。
手肘撑在大大张开的膝盖上,身体前倾。肚子痛的时候会蜷缩成“く”字形呢。前辈也是这样。长长的垂发像门帘一样,表情看不太清,但低着头凝视着脚边。一直以为她是挺直背脊目视前方排泄的,原来拉肚子时会这么没精神。
下半身全露着,大张着腿坐着,如果角度好的话,说不定能看到便器里面。
当睡衣穿的学校指定运动外套拉链开着,背心一览无余。浴室里没开空调,所以前辈也热。下面的运动裤……没穿。去哪儿了。看起来是脱了……。
啊,找到了。在浴室外面,我的脚边随意地掉着。
难、前辈拉屎的时候,不脱掉穿的东西就拉不出来吗……!像小孩子一样,进厕所前必须脱光才行……。
因为知道是会持续的下痢,为了方便张开腿所以脱掉了吧。内裤也脱了的话腿就能张得更开,原来前辈也有这么可爱的地方啊。
“嗯呃,哼,啊……嗯——!”
不停地揉着肚子,声音变大的同时,污秽的声音也飞溅出来。混着水的、起泡般的——是屁还是下痢都分不清的、空空如也的声音。
刚冲进去时明明是混着固体的噗噗声,现在只剩水了吗,淅淅沥沥、咕啾咕啾的……
热。喉咙发干。呼吸自然变得粗重。必须抑制住,会被发现的。会被发现我在观察前辈是不是难受得要倒下了。
因为大大地张开腿,私处一览无余。前辈的毛发很浓密。毕竟是青梅竹马般的交往,但羞耻的地方还是第一次看到。
揉着肚子,低着头呻吟,从屁股里出水,被自己的屎呛到,难受地呼吸着,像小孩子一样使劲拉屎!那个帅气、冷静、比谁都强、美丽、成绩优秀、网球以外的运动也很擅长、被大家仰慕、有很多男生告白、正义感强、对规则严格但也有温柔的地方、平等地对待后辈、大家憧憬的瑠依前辈,肚子坏了在拉屎,拉肚子离不开厕所,拉屎,没注意到后辈的我在看,拼命地拉屎,拉屎!
揉着 揉着
热。看着前辈拉屎的样子,听着淅淅沥沥的声音,闻着令人作呕的恶臭,感觉快要不行了。像憋尿时一样,胯下发热,痒痒的,碰触的话,很舒服……
“不要了,肚子,好痛哦……”
平时让人觉得冷淡的前辈,正吐露着软弱的话语。
“为什么啊,明天,重要的——比赛啊……嗯!啊啊!”
准决赛,面对去年因状态不佳而错失的大舞台,她已精疲力竭。
“明明必须赢,大家都期待着,可是,好痛啊”
这样啊。瑠依前辈,是因比赛的压力而拉肚子了。
肯定去年也是,作为一年级生看到全国大赛的希望,周围期待太重,压力太大,然后突然肚子就坏了,陷入恶性循环,成了拉肚子大王。
因为知道比赛时会拉肚子,所以想要一个人的房间。
肯定今天也是在简单的首战前,想起去年的事肚子痛起来,不想让部员看到自己虚弱的样子,所以才在远处的公园厕所拉屎吧。知道是比赛才出来的,结果又想拉了。
“呜,呜啊,呜……嗯!”
一边哭一边拉屎……前辈,瑠依前辈,前辈……。
为什么憧憬的前辈那么衰弱,我的心跳却这么痛。喉咙发干。热得舒服。
从未向任何人展示过的、完全垮掉的样子。我不知道的。脆弱的。瑠依前辈。
再看下去的话,会舒服得停不下来的,不行,会被舒服的声音发现的。必须回去了。剩下的等前辈拉屎的时候,在被窝里……快点,要做。
啊,在意前辈脱掉的运动裤和内裤。穿的是什么样的呢。
离开门,轻轻捏起内裤。没有多余装饰的厚实灰色。嗯,有点臭……啊啊!裆部黏糊糊地沾着,屎,前辈,睡觉时拉屎漏出来了……!?
说起来,她尖叫着醒来,慌慌张张地说漏了什么,哇,是尿床后才惊醒的吧。糟了……前辈真的肚子不舒服啊……!!
明明都高中生了还尿床了,不会吧,前辈,前辈……!
已经忍不住了,色色的心情无法抑制,在床上,快点……!
接下来的事我不记得了。
不知不觉就睡着了,醒来时下半身黏糊糊的,异常炎热,内裤褪到了脚边。
「前辈,早上好。您脸色不太好呢」
「里沙酱早上好。有点睡不着」
「因为很热嘛。半夜您醒了吗?好像听到前辈的声音了」
「难道说,……吵醒你了?」
「没有。只是有那种感觉而已」骗人的。
「那就好。做了个不太好的梦」
难道是梦到去年肚子不舒服弃权的事吗。听说梦里尿尿真的会尿床呢。原来如此,是梦到大便了啊。
要是问起夜里的腹泻,追问内裤的污渍,前辈会受伤吗。会变得虚弱到无法参加比赛吗。
但我不会做那么过分的事。
憧憬的帅气前辈虚弱的样子,是我一个人的秘密。
咕咚。
吞下的空气块灼热得让人清醒。笔直地坠入我的心中。
觉醒/倒悬 我的未知。脆弱
覚める/真っ逆さまに 私の知らない。脆弱
“明明必须赢,大家都对我寄予厚望,可是,好痛啊。”
她做了个梦。梦见去年夏天,那场惜败的噩梦。
瑠依前辈是网球部的王牌,明明才二年级,却被誉为夏季县大赛的夺冠热门,是我憧憬的前辈。
我那么喜欢的前辈,从未展露过软弱的一面。
大赛首日深夜,双人间,浴室门缝里。
我从未见过的前辈,就在那里。
隐藏羞耻的前辈 × 对窥视毫无负罪感的后辈
第三届厕所作品投稿祭 参赛作品 《梦中 × 前辈后辈》