「成功すができるとは……?」
彼女の耳には成功す、と聞こえた言葉。文脈から何か違うと思っていても、そう聞き返さざるを得なかった。
しかし、それを放った側は彼女の言葉など聞こえていないかのように、興奮し捲し立てる。
彼女は困惑しつつも、内容を整理し応答する。
「そんなものの存在をあの管理者が許すわけがないでしょう? 私達の神もそのような不徳はお許しにはなりません」
人々は体内で子供を作らない。非効率的なことはしないというのが、今や常識。いや、常識の範疇を越え、子供の作り方は一般的には忘れられようとしていた。
優秀な人材の細胞を提供させ、子が作られる。
子は親を知らず、しかしAIにより丁寧に育てられる。
それを知るのもごく一部の専門家達だけだ。
「ところが、人間に抑えられない本能を解放する場として設けられたって説が有力なんだ。即ち性欲だよ」
「尚更です。最も禁忌とされる単語の1つではないですか」
「単語の意味を知っているのか?」
「知る必要がないことです。欲望とは私達の生活において無用。欲望は争いを生み、そこには必ず不幸が生まれます。あなたを否定はしませんが、私はわざわざそのような場所に足を踏み入れるつもりはありません」
「そう、それは普通の反応だ。誰もがそう言うんだけどな、しかし、知らない世界が必ずしも己の価値観に悪影響を及ぼすわけではないんだ」
「私達はこうして発展してきました。欲は確かに過去、人類を発展させてきたものとも言えるでしょうが、高みに至った現代では必要のないものです。こうして我々は清らかで……」
性欲が失われたのは<ブラーテ>の影響があると噂されている。<ブラーテ>とは電子世界。人々が暮らす第二の世界で、技術革新により、生身でも接続できるのが特徴だ。
「君も体験すれば良いのに。失われるものは何もないんだ。ゲームなのさ。これは」
「結構です」
彼女はその者と幾らか答弁をしたが、彼女は譲らなかった。
その晩、彼女は自室で就寝した。ブラーテへアクセスする理由も特にない。彼女にとっては、友人や遠くの場所に住まう同胞と会うためのツールでしかないのだ。
だから、気付かなかった。
ーーーーー☆ーーーーー
(なに…? 声が出ない…)
彼女が気付いたとき、周囲は暗闇に包まれていた。疑問に思うも、体の一部も動かすことはできなかった。
(一体どうなっているの? 何が…?)
体は動く気配がない。しかし、彼女は体に何か触れているものがあることに気付いた。柔らかな何かが全身を包み込んでいるような感覚。
そして、僅かではあるが、カーブをゆっくり曲がるような重力を感じた。その際、かたかたと軽いもの同士が当たるような、擦れるような音が響く。
(何が? どういうこと?)
混乱するが、それは声にも何にもならなかった。
しばらくすると、音が無くなった。もとより殆どの音がしなかったものの、無くなったことで、何かが動いていたのだとわかった。
(このような音…ブラーテにある乗り物のような…一体…?)
混乱の最中、考え事をするも頭がうまくまわらなかった。
動くことができないのが気になるのだ。まばたき一つできず、声も出ない。光を感じはしないが、目が何かに触れているような気がしていた。
しんと静まり返る、不気味な静寂。
(どこかに連れ去られた…?)
しかし、そこで違和感に気付く。
(鼓動が……聞こえない? そんな、まさか……)
不安に駆られる彼女だったが、唐突に静寂は打ち破られた。
大きな音が鳴り響き、びくりと体が動いた気がした。少しして、目の前に一筋の光が現れた。どことなく古めかしさを感じる、無機質な人工の明かり。
一瞬眩しさで何も見えなくなるが、それでも彼女は身動き一つ取れなかった。
驚愕に跳ねる心臓の音も、目の動きも何もない。ただ一点をぼーっと見つめることしかできない。
光に視界を奪われたのは一瞬のことだったが、その一瞬でスキンヘッドの巨大な男の顔が目の前に現れた。
(ひゃあ!!!!!????)
何メートルあるのだろうか。あまりに大きく、影のせいもあるのか、未だかつて見たことがないほど凶悪に見えた。
(ななな!!!??)
驚いている間に、スキンヘッドは手をにゅっと伸ばし叫ぶ。
「んー、今日のもいいわね~! これを買える子は幸せ者だわぁ」
がさがさと音がして、視線が上がっていく。しかし、身体に直接触れられているわけでもない。まるで箱に入っているようだ。
(なに???? この巨人は??????)
彼女は思考が追い付かずにいた。
ーーーーー☆ーーーーー
NPCのオナホール販売店、トゥンガ。
店主、通称タルイ。
買い付けたオナホを開封し、今日も一段と良いオナホが入荷できたことを喜んでいた。
ゲームの世界ならではで、実際に存在する女性を縮小したかのような美麗なオナホール。
手足はもちろんないが、NPC機能が搭載されており、実際の人間が変化した、という設定のもとで動く。
そのため絞まりが良く、征服感があり好評だ。当然ながら、慣れない人は機能をoffにすることもできる。
オナホはPCを無理矢理改造する事もあるが、サイズ感は当然変わってくるし、何より作るのが大変だ。無論人気もあるが、NPCよりは遥かに高額で取引されている。
手軽な価格のNPCはこの世界においてはビギナー向けアイテムの一つである。
「この子は高く売れそうね~。うーん、ステキっ!」
タルイはその美麗な少女の形をしたオナホールを箱から丁寧に取り出した。
箱の正面が観音開きになる仕様。現実なら持ち運びの際に落ちてしまいそうなデザイン。
そのままでも飾ることができるようになっているが、タルイは取り出すことにしたようだ。
片手で掴めるようなサイズではあるものの、傷を付けないよう、両手でそっと包み込むようにして取り出す。緩衝材は扉と一体になっているため外す必要はない。
さらさらとした銀色のショートヘアに、白と黒のオッドアイ。加えて、細身の体躯に合わぬ豊満な胸。
非現実的である証拠に、垂れる事はなくしっかりと張りを保っているのが特徴だろう。PCタイプでこの加工を施すと、それなりの金が必要になる。
タルイはそれを店の中央にあるテーブルの上、陳列台の真ん中にある小便器型の台へと立て掛けた。
ーーーーー☆ーーーーー
彼女は台へと置かれる間に、タルイの手の間から目に入るものを見て、状況を理解した。
(これはもしや…彼の言っていた世界…? 一体どうやって? でも、こんな狂気…それしか考えられない)
彼女が考えている間に、タルイは「さ、このおようふくに着替えましょ♪」人形用の麻紐を持ってきて。
(えっ、なっ、わっ! ひっ!)
あっという間に全身を亀甲縛りに縛りあげてしまった。
彼女は縄で体が締め上げられる圧迫感に混乱していた。ブラーテでは人の体に許可なく触れられない。
それどころか、身の自由がない。
(!?!?!?!?!?!?!?)
しかし、彼女の混乱や羞恥は表面に表れることはない。
タルイは背中側に縄を数本結わえると、クモの巣を張るように結び、肩甲骨の中央に中心を作ると、そこからフックに掛けるための縄を伸ばした。
時間にしてわずか3分。
彼女は背中がのけ反るようにして、ゆらゆらと天井で揺れるオブジェとなった。
(く、苦しい…あれ、でも私…息をしていない…?)
首が少し絞まっている。そうなることでまた一つ不思議なことが増えた。
恥ずかしさより、息をしていない状況が不思議に思えて、少し冷静になれた。
そして、外の光景を目の当たりにした。店舗はガラス張りになっていて、外が見えるような状態なのだ。石畳の道路に、路上の狂気も。
(!?!?)
馬が通った。通りすぎるほんの一時なのに、その様子は彼女の脳裏に焼き付いた。
馬の股間に手足のない女性がくくりつけられていた。
鼻から頭へとベルトが伸びていて、醜く歪められた顔に、大きく膨れた腹。
苦悶の表情を浮かべていて、股間からは液体がどばどばと大量に落ちていく。
馬は馬車をひいていて、荷台では男女が何人も立ったまま全裸で入り乱れていた。
頭に猫やウサギなど、いろいろな動物の耳をつけている人達がいた。
彼女は唖然としてその光景を見送った。石畳はひどく濡れている。
そして。
その後ろから、全く別のものが来た。それは宙に浮いた箱だったが、箱に頭と足が生えていた。足、といっても脛から上が、頭の横に生えている。
胸と秘部を晒した状態の女だと理解するのに少し時間がかかった。目を背けようとしたが、その顔に目が吸い寄せられてしまう。
(あれは……私?)
箱に詰められ、隠すべきところを晒されながら、ふよふよと移動していく女性。
泣き叫んで顔を歪め、口枷をされているものの、その顔つきや、艶やかな白銀の長髪は毎日鏡で見ているものだ。
(いったい……どういう……? 私は……私は? いえ、ただ似た人に違いありません)
はっきりと顔もわからなかったし、気のせいに違いない。私はここにいるのだから。彼女はそう思い、他に目を向けたが、どこに目を向けても散々たる有様だった。
対面にも店があるが、そのいずれもが類似の店なのか、店の外にも様々な商品を陳列していた。
視界の左には足で輪を描くような形で縛られ、吊られた全裸の女性が、猿轡をかまされ、股から白濁した液を垂れ流して涙していた。
体には暴力のあとも見られたが、そんな格好をさせられた人が何人も、視界が途切れるところまで続いている。今現在、男とおぼしき人間が必死に腰を打ち付けている者もいる。
一方右側では磔にされた女性の首から値札が下げられ、つまりは売られていた。体こそ綺麗なものの、指1本動かせない状態だ。
この光景を見て、彼女は本能的に理解した。
これはあの人が言っていた世界なのではないか。
(何なのこれは……これが、こんなものが人間の本能? おぞましい。こんなものが人の本当の姿だと言うのですか? これが必要なことだと…?)
しかし、考えるより先に「それじゃ、今日も元気にオープンするわよ~」タルイに意識を割かれた直後、視界に入ってきたのは数人の肌色だった。
ーーーーー☆ーーーーー
(きゃーっ! 見ないで!)
叫んだつもりで、私の口からは声が出なかった。
「おぉ…すげぇ…」
入店してきた人達が興味津々に視線をぶつけてくるけど、私は顔を背けることもできずに、幽霊のような感覚で彼らを見ることしかできない。
体温が上がる気がするけれど、私の心臓は脈を打っていない。
だからだろうか、どこか現実味がない気がしている。
視界に入る店の商品。手足のない人形にされてしまった、ということなんだろうけど、とても認められない。
ここにいる人形全てがそうなのか。
「いいでしょ。そのお人形。今日入ったばかりなのよ~」
店主が私を眺める男に声をかけていた。
私は人形じゃないのよ!助けて!
「これ、買える?」
目の前の若い男が私の事を指してこれ、と言った。
男が着ているのは胸を大きくあけた、野蛮で低俗な服。こんなものはいまや、物語の中でも見かけることはない。
こんな男にこれ扱いされる屈辱で身悶えするけれど、言葉も出なければ行動もできない。
「もちろん。値札の見方はわかるかしら?」
「まだ来たばっかりで金の扱いもやり方もよくわかってなくて…」
「いいのよ。ワタシのお店はそういう初心者の子向けのお店だもの。一通り説明してあげるわ」
そうして店主の男が話すことを私も聞いた。
ここは仮想世界である、キッスという"ゲーム"の中のようで、客の彼らは初心者。
实际的性别和这里的性别似乎可以更改,但那位男客人说他自己现实中也是男性。
最让我震惊的是,店主说我是被称为NPC的、没有实际操控者的东西。然而,我拥有从出生至今的完整记忆。
我清楚记得出生长大的街道,记得介绍我来这里的人,一切都记得,所以这肯定是错的。
我完全不认为这是被制造出来的记忆。我只觉得这种情况异常。
不过,有一件事让我听后感到不安。
面对“这里有没有真人扮演的?”这个问题,店主是这样回答的:
“没有没有。那种店是别的专门店。我们这里的是从系统购买的NPC。如果系统绑架了其他人,早就传开了。这绝对是NPC。”
有这样一段对话。
我是我。但这或许是一个相当不规则的状况。
“那么,这些孩子是模仿人类的自慰用具,用来安慰自己的道具。是自慰用的洞,叫自慰套,简称自慰套。如果是和人做的话,就叫性交。这些是给男孩子用的,用来放小鸡鸡的。”
听到这句话,我感觉一阵眩晕。
我不是人类?我是放小鸡鸡的……?小鸡鸡是……?
和我一样,那位男客人也露出了疑惑的表情,似乎也不明白。
“哎呀,不知道小鸡鸡是什么?不是就在这里嘛。”
说着,店主拍了拍客人的胯部。
“喂!等一下!”
“真纯情啊~”
(那、那个难道是……)
在外面摇晃腰部的行为。繁衍后代的行动。下半身。考虑到关联性,小鸡鸡是什么我能明白。而自慰套,就像是用来练习的玩具……。
我竟然被当成那种东西!?
自己安慰自己。没有对象的行为。自慰套应该不是活物才对。
从内容上来说,本来只要有洞就行了,为什么是我!
男人们不知道我的心情,继续着对话。
“那么……怎么办?用自动还款买吗?”
这是一种从今后赚的钱中,在签约的一定期限内支付金钱的系统。如果全部付不清,最终警告之后会被施加惩罚。
惩罚的一部分包括,像面对面的店那样的“强制拘束刑”,或者像刚才马身上安装的那种“公开凌辱”,有时甚至还有公开处刑。
店主说:“不过,当然也有很多人希望被那样对待,所以那种华丽的,比较难预约到。被要求帮忙店里工作的惩罚比较常见。”
但是,店主补充道。
“如果做得太过分,有时候会被粉碎,然后被安排去当血河役,所以要小心哦。因为有意识,又痛又无聊,所以在这个世界里,只有顶尖的超高级者或者真正的人才能享受。”
听到这话,男人们倒吸了一口凉气。
我无法理解这话的含义,想了一会儿。
店主似乎还暗示了其他事情,但她说还有很多,以后慢慢了解就好了,于是结束了话题。
“话说回来,这个NPC功能,可以打开看看吗?”
“当然可以。希望你喜欢。”
“那么”
男人没有做出任何要做什么的动作。但是,像开关打开了一样,身体软绵绵地沉入绳索中。
脖子和全身被勒紧,尤其是胯部被紧紧夹住。身体的感觉比刚才强烈了好几倍,身体瞬间变热,全身冒出了汗。
“啊……?哈……”
气息泄漏出来。心跳开始,身体的感觉一下子回来了。
“救、救救我……”
因为身体的感觉回来了,因为能发出声音了,所以变得有现实感了。
“哈、哈、哈、哈”
刚才还觉得像是在做梦,像是在遥远的世界。
看着我,男人脸红了。
“好、好厉害……”
“兴奋起来真可爱啊”
“喂!别碰我!”
店主轻轻拍了拍客人的胯部,笑了起来。
“就算脱掉也没关系哦。呵呵”
粗壮的店主高兴的声音,莫名地有些可爱。
“不、不用了……”
客人的脸色虽然发青。
我也似乎表现在了脸上,被那位男客人说道。
“这个自慰套,用超凶的眼神瞪着我呢……”
“我……不是……自慰、套……这种东西!”
我上气不接下气,勉强挤出话语。
“呵呵,做得很好吧?NPC也有个性的。看起来是相当要强的性格呢。欺负这种的也很有趣哦。”
“确实……”
完全不被理会。只被当成物品看待。
“话虽如此,穿成这样,就算有手脚也是自慰套吧。”
“什……!”
听到这句话,体温升高了。因为焦急和羞耻快要受不了了……!
虽然不由自主地扭动身体,但能起作用的,能起作用的只有心脏。
“嗯……!啊……!”
越是扭动,那里被夹得越紧!摩擦得快要疯了!
男人脸红了,用闪闪发光的表情看着我。这是什么感觉……!
有什么东西在我体内积聚起来。鼓鼓地变大。从身体内部快要爆发的感觉涌上来……!
“好兴奋啊”
“不、不要,别看……别看啊啊啊啊!”
脑袋像爆炸了一样。眼前闪烁,从身体深处涌上来的东西,发出“咻啊……”的声音溢了出来。
“呜……什么……这是什么啊……”
眼泪扑簌簌地流了下来。在人前失禁了。这种、这种事情……。
“这个,我买了。”
“谢谢♪ 选项物品要怎么办?有免费的和付费的哦。”
就这样,我被买下了。
小巷里。
走出店后,男人面对着我。
站在湿漉漉的长椅旁,单手拿着我。
而我,穿着在店里穿上的皮革服装,像网眼一样,哪里都没遮住。
我觉得不穿这种东西更好。
“你,叫什么名字?”
被明显比我年轻的男性称为“你”,虽然有点生气,但既然只能依靠这个男人,就只能服从。
没有手脚,如果功能被关闭,那就真的什么都做不了了。
就算有手脚,现在的我也只有手掌大小。
如果反抗会变成什么样,我连想都不敢想。
“纳……莉丝。”
想说出本名,但又不能报真名,于是下意识地咽回了话,只省略了一个字。
“嘿,有名字啊。”
“我是人类……”
“哈,做得真像。”
“是真的!”
“那你住在哪里啊?”
虽然对男人的话有些犹豫,但全靠谎言是掩盖不住的。
“在迈纳斯塔。”
迈纳斯是神官居住的塔之一。
“噗。”
男人轻轻笑出了声。
“虽然外表可能是那样,但那种地方的大人物怎么会变成这样啊。”
真是有趣的设定啊,男人笑了。
“不是设定。我自己也不知道到底发生了什么……”
“嗯嗯?有什么吗?有没有更可信的详细说明?莉丝酱。”
虽然很自来熟,但看起来会听我说话,我稍微松了口气。
“那么……稍微说一点。”
我避免了会暴露职业的话题,谈了一些现实生活的一部分,以及我所模仿的文明的事情。
也谈了我所知道的贫民阶级的事情,也就是这个男人可能所在的地方。
“原来如此。迈纳斯的事我不太懂,但汉迪亚那里的事有些我能理解。”
“稍微相信我一点了吗?”
男人没有回答,而是抛出了问题。
“那个,那么你是处女吗?”
“???”
“有没有做过爱?”
“怎么可能有!”
我满脸通红地喊道。各种情绪涌上心头。
“穿成这样?”
“是你让我穿的吧!! 这种下流的东西能叫衣服吗!首先,人类已经大大发展,抛弃了情欲。这种行为是无意义且愚蠢的……”
“啊——别说那种话了。”
“什么别说……哇噗。”
布料打在了脸上。我中断说话不是因为功能被关闭了。男人左手拿着我,发出了咔嚓咔嚓的声音。
“哪边朝向比较好……?后面有洞吗……?没有。洞是……”
视野滴溜溜地旋转。
“呀啊!”
地面映入眼帘。
同时,发出了“噗嗤”的声音,身体猛地一跳。
有什么东西,触碰到了我的臀部附近。像轻微的电流通过一样的感觉,背脊都弓了起来。
“别碰我!”
“挺湿的嘛”
男人似乎听不见我的声音。
“住手!救命!别碰我!”
视野滴溜溜地转,感到轻微的眩晕。
“像你这样低俗的……”
“吵死了!”
“呀啊噗!嗯呜呜呜呜呜呜呜!”
脑袋像被电击了一样,劈里啪啦的。
“噗、噗噗……”
眼睛闪闪发亮。冲击填满了我的视野。
(什、什么,这是……)
嘴巴大大张开,好像有什么东西从那里出来了。
黑色的,巨大的,搏动着的什么东西。
滑溜溜的,黏糊糊的,散发着难闻的气味。
(这、这个难道是……)
“呼”
东西从嘴里出来,从喉咙、胃、下腹部那里出来,我的身体为了寻求它而收缩,我明白了这一点。
“啊巴……什、什么……在……”
男人没有回答我。只是嘿嘿一笑,手上用力。胸部被挤压,像玩具娃娃一样软绵绵地变形了。然后。
“哦哦哦哦哦哦哦!”
嘴里又长出了山,意识快要飞走了。
身体抽搐着,颤抖着,不知是里面还是外面,在震动。
但有一件事我很确定。
(好、好恶心……好舒服……)
是因为从未体验过的这种刺痛感,还是因为被夹紧的感觉,脑袋附近变得暖洋洋的,幸福感扩散开来,感觉非常舒服。
身体被上下摇晃。
“哦、咕、唔”
因为进出嘴里的东西,奇怪的声音被挤了出来。全身被手挤压,胸部在暴动。
每次上下,都有烧热的铁棒在体内进出。
(住手啊!!)
每次都有让我快要失去意识的快感袭击我。
男人似乎也很兴奋,动作渐渐变得粗暴。
每抽插一次都有让人受不了的冲击,却停不下来。
“哈啊、哈啊”
(这种……哦哦哦哦!)
“啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊!”
(快停下……啊啊啊啊!)
(要去了……哦哦哦哦哦哦哦哦哦哦!!)
“要、要去了!”
噗咻!噗咻噗咻!
“不啊啊啊啊噗!噗噗呜——!!!嗯呜——!!!”
(啊……啊呜……啊……)
从男人那里涌出的东西,通过我的嘴被释放到了外面。
意识“啪”地一声断了。
脑袋晕乎乎地摇晃着。感觉越来越大。身体非常疲惫,不听使唤。
像是做了个噩梦……。
睁开眼睛,身体自然地在走路。……?
不,不对。
“不,什么,呕”
仿佛被扼住了喉咙。视野摇晃不定。胃里被什么东西填满了。
从口中溢出的粘稠物顺着胸口流淌下来,我能感觉到它在身上蔓延。
“哦,终于修好了!”
话音刚落,我的身体便猛地收紧了胃里的东西,开始揉搓挤压。每挤压一次,里面的东西就脉动一下,有什么东西从口中涌出。
“呕!咳咳……”
意识逐渐模糊。就像严重贫血时的感觉。
谁来救救我。路过的人们对我视而不见。为什么?这么想着,身体却自己走向了店铺橱窗。然后,我看到了——映在玻璃中的自己的模样。
一个与现实中的我截然不同,四肢被截断、模样诡异的女人。
那个女人被绳子勒住脖子,吊在一个男人的脖子上,嘴里含着男人的阴茎,白色的液体从口中不断滴落。
全身被乳白色的污秽沾染,腹部微微隆起。
从胸口到脖颈处,浮现出男性生殖器的形状,眼中噙着泪水。
格子状的绳索依然没有遮住我任何重要的部位。
尽管如此,镜中我的嘴角却带着一丝幸福的微笑。
就在那之后不久,男人被杀了。
“喂,你。玩得开心吗?”
搭话的是一个身体一半绘有图案的女人。还有几个人在场,但从她高挑的身材和气质来看,应该是这群人的首领。
蓬乱的红色头发呈等边三角形垂到脚边,暴露着非现实的装束。
感受到这并非现实,我稍微松了口气。
而对面的男人则……或者说,他做出遮挡我胯部的动作,显得很害羞。
这样看起来,我岂不是像阴茎一样吗?
“呃,嗯,这个嘛……”
“跟我们一起玩吧。别玩那种玩具了。”
“诶!可以吗!”
然而,我感受到了不祥的气氛,想要传达出来。我和这个男人是一条绳上的蚂蚱。要是出了什么事就糟了。对方是女性,而且我觉得她们也不需要我。
“那个,还是算了吧……”
女人的手突然伸了过来,性器的尖端从我口中探出。
别在人前这样串着我啊!!
“你,阴茎这么大,看起来很舒服的样子~。这么小的自慰杯不够爽吧。”
啪的一声,我的脸颊被扇了一巴掌。
“哦!哦……”
我想抗议,但中途功能被关闭,我一动也动不了。
然而,男人似乎毫无察觉,只是高兴地叫着。
然后,我们被带到了空无一人的荒凉草原……被残忍地杀害了。
接着,我听到——
“啊~,真好玩~。果然狩猎新手最爽了。”
“那个表情真不错呢~”
“超搞笑。”
女人们七嘴八舌地讨论着感想。刚把一个人肢解杀害,却能如此轻松交谈,这氛围让我恐惧。
不过,幸好我只是个自慰杯,说不定会有人来救我。对自己是自慰杯这件事感到一丝宽慰虽然屈辱,但被杀更可怕。
功能依然关闭着。所以也不会给她们带来什么刺激。
“那么,今天就到此为止吧~”
三角头这么一说,其中一个黑长直发、全裸的女人向我走来。
她一把抓住我的头发把我提了起来。
“米酱,这个怎么处理?”
“你居然能拿着这么脏的东西……直接扔了吧。”
“外观还挺不错的,能卖吗?”
说着,她把我的臀部展示给三角头看。别看啊!
“哎呀,和我的臀部差不多呢。真漂亮。”
“对吧?”
“但是又小又麻烦。”
“是吗?”
“是啊”“是呢”
“嗯~。那就按原计划来吧。”
这么说着,黑发女人把我扔了出去,不知从哪里拿出了一个巨大的筒状物。
这是什么?
“如果要玩的话,还是打开功能比较好玩哦。”
“同意~”
被脚踢了一下的同时,身体恢复了自由。
“啊!”
因为不知道会被做什么,恐惧让我叫出了声。
“噗!自慰杯害怕了。”
黑发女人笑了。
“告诉她接下来要做什么吧。”
“真恶趣味……不过很有趣。”
“要、要做什么……”
“这个,是炸弹。”
“炸、炸弹……?”
“好像是炸弹的意思。就算说了你也不明白吧。”
“诶?”
没等我反应,黑发女人继续说道。
“把这个插到你身体里,然后引爆。烟花。”
我感觉脸上的血色瞬间褪去。
“请住手!我虽然被变成了这样,但我是人类!”
『啊哈哈哈哈哈哈哈哈哈!』“哦呵呵呵呵”
“米酱,真有趣。”
“是吧?真的很好笑。自慰杯居然会说话。笑死人了。”
“呵呵,既然是人类,被杀也是理所当然的,您明白吧。”
“怎么会……!但这是事实!我刚来到这个世界不久。”
她们根本不听我的话。
“皮,快点解决掉回家吧。”
“好嘞~”
“请等一下。我的……”噗嗤!“唔呃!”滋滋滋!!!
我的身体被狠狠地钉在纸筒上,我被撑得鼓鼓囊囊,中途卡住了。
“撑开的样子真好玩。屁股好大。”
“哦!嗯哼!哦哦哦~!”
别看!别拍!住手!
“想做的话,人类也能做到哦。”
我也是人类!别这样!
“哎呀,那真不错呢。我也想体验一次。”
变态!
“这个,两种都能用。不过需要不少点数就是了。挺贵的。”
“呵呵,有了个好目标真开心。”
对你们来说是好目标,对我来说可不好!
“呜呜,呜呜……”
“自慰杯哭了。笑。”
“话说回来,她湿透了呢。”
“湿漉漉~”
“嗯呼~~~!”
才、才没有湿!才没有高兴!
那是残留在体内的男性体液!
然而,我这徒劳的抗议根本传达不到。
“嘛,快点解决掉吧。”
但是,也许尿尿会让炸弹失效。虽然这么想,但我似乎连用力的方法都忘了。
自慰杯没有排泄功能吗?
“好嘞~。自慰杯,你看这个。”
皮给我看的是绳子的末端。
我用眼神示意“住手”。
“嘿。走你。”
话音刚落,绳子的末端自燃了起来。
“嗯嗯~~~~~!!!!!”
皮迅速逃开了。
我想挣扎,但我的身体紧紧地吸住了筒子,不肯松开。自慰杯的身体!!!!!不!要!啊!!!
“嗯嗯!唔呃!”
在这个世界死了会怎样我不知道。我的处境就像发生了错误一样!
所以我想逃。但逃不掉!
(不要啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊!不想死啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊!消失吧,消失吧啊啊啊啊啊!!!)
然而,我的愿望落空了,火焰消失在头顶筒子的内部。
(那些女人,给我等着……)
还没想完,来自体内的冲击将我的身体撕裂,伴随着剧烈的疼痛,我的意识灰飞烟灭。
――――☆――――
……我到底……
感觉像做了一场梦。
感觉像是去了别的地方,但眼前熟悉的天花板毫无疑问是我家。
全身都是汗。
一定是个很糟糕的梦吧。
“讨厌,我竟然……难道……”
虽然说出了声,但好像尿失禁了。
然而,奇怪的是并没有感到厌恶。
反而,甚至觉得有些安心。
同时,我的身体变得燥热。
我指示家政机器人收拾,然后走向淋浴间。
当场脱掉衣服。明明从未这样做过。
不知为何就想这么做。果然,这种解放感很舒服。
我没有理会溢出的东西,带着飘飘然的心情走向了淋浴间。
说起来,那个人说的“游戏”是什么来着……?嗯……?那个人……是谁来着……?
虚拟世界沦为自慰套
仮想世界でオナホにされました。
世界已发展出高度机械文明。被AI灌输了价值观的人类过着幸福的生活。
人口得到控制,人类已能应对地球内外的一切惊人挑战,获得了近乎永恒的可持续生活。
而她,就存在于这个世界中,听闻了一个名为“Kiss”的虚拟世界的故事。