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给予安心的夜晚

安心をくれた夜
iggyhy3
⚠️这是以戏剧线为主、令人“想要紧紧抱碎”的、两人初夜的故事。 ⚠️纯属虚构。 其中或有前后不符、捏造或理解偏差之处,还请多多包涵。
“我是想,枣小姐会不会觉得寂寞”

斗真把自家的钥匙递给了枣。

交往了一段时间后,正好是斗真要调动到其他分店、举办欢送会的那天。

从明天起,就不能像之前那样每天在职场碰面了,如果不约好见面,两人就见不到彼此。

“随时都可以来哦”

他装作若无其事的样子,把钥匙塞进了枣的手里。

虽然枣笑着打趣说“你是不是怕寂寞呀”,但其实斗真自己也清楚,真正害怕的,只是自己会和枣变得疏远而已。
去了其他分店,和枣的联系就会断掉,然后不知不觉间,枣就会慢慢把自己忘了。
他害怕的是这个。

斗真想要和枣保持联系。
他想要那种和枣紧紧相连、安心踏实的感觉。

那把钥匙,很早之前就一直放在斗真的包里了。
一直没能送出去,就一直搁在包里。

交出钥匙,意味着可以留下来过夜,说到底就是那个意思。
他怕自己的私心会吓到枣,好几次想递出去,又放弃了。

和之前能在附近相处不同,今后两人要在不同的门店上班了。

说老实话,他不安。
如果像自己爱上他那样,出现了别的、喜欢上他的人怎么办。
如果出现了像自己这样强势地、逼近他的人怎么办。
他不安得不得了。
因为自己已经不能再守在他身边看着了。

斗真想要安心。

他想推进和枣的关系,变成一种任何人都无机可乘的、深厚的关系。
想成为彼此唯一、只向对方敞开身体的人际关系。

“留下来过夜也可以哦”

递出钥匙的时候,他把“就是这个意思”的心意,融进了这句话里。
从枣错愕的表情,他知道对方正确接收到了这层含义。

他打算等枣做好心理准备,便把钥匙交托到了枣的手上。

枣因为活动忙,有好一阵子两人没能见面。有一天,斗真从南条那里听说了枣身体不舒服的事。

斗真知道,枣在田之内提议的活动上干劲十足。

作为主管,也为了斗真——虽然心里不痛快,但枣大概也有想让田之内的提案成功的念头吧。

斗真责备似的劝了他几句,语气里带着怨气,也是因为田之内的事。枣没能依靠自己,也让他深受打击。

那句话伤了枣,两人激烈地吵了一架。
自己,对他说了很过分的话。
他,也对自己说了很过分的话。

自己鼓足勇气递出去的钥匙,被他扔了回来。
斗真用发抖的手,把它捡了起来。

让枣说出那种话的、自己那些话,真的对吗。
那里头,就没有自己对田之内的嫉妒吗。
为什么自己没能在他最累的时候支撑他。

他一个人在异国他乡想着这些。

每天,每天,满脑子都是枣。
哪怕他已经讨厌自己了,
即便如此,自己也只能去追他。
自己虽然交过女朋友,但没一段长久的。
这样的自己,第一次认真喜欢上的人。

他怀着祈祷般的心情,等回了国的日子,等能见到他的日子。

斗真回国的那天,很早之前就听说了,今晚枣要和品牌的要人会餐。
想见,但对枣来说,那是重要的会餐。
他知道今晚注定见不到他。
所以没告诉他,一个人回了公寓。

可他,还是来了。

枣抛下了许多东西,为了斗真,追着斗真,来到了斗真家。
他凌乱的刘海,诉说着他一路上是怎样急匆匆跑过来的。

斗真不由得抓住了枣的手臂。
这几周,想见、不安、天天都在想的枣,为了自己,来见自己了。

在枣直直望向自己的眼睛里,他感受到了和自己一样的、炽热。

用那种眼神,说不是那个意思,我可不信。
带着那副表情来我这儿,说没期待,我可不让他说出口。

他稍显强势地,就这么抓着他的手臂带回了家。
一看到他的脸,原本装作从容、藏起来的私心,和满溢而出的情感,今夜非要倾吐不可了。

没去沙发,直接把人带进了卧室。

诉说完这几周见不到面的、彼此的思念,接下来就只顾着贪恋地亲吻了。

吻越来越深,可这熊熊燃烧的热意,该怎样释放,却不懂。
他覆在枣身上,喘着粗气,触碰、相拥,拼命摸索着彼此的身体。

好想快点到看到他的肌肤。想触碰他的肌肤。
焦躁又难耐的手伸向枣的衣服下摆,想替他脱掉。

等一下,枣按住了斗真的手。

“斗、真。我想先洗个澡……”

他害羞地偏过头,忍着羞耻。
斗真这才发觉自己猴急得头脑发热。

老实说下半身早就到极限了,根本没余裕想那么多。
对两人来说都是第一次,自己却自顾自地、狼狈得很,脸上直发烫。

沉默了片刻,两人坐起了身。

枣先生您先去,斗真你先去吧,彼此笨拙地谦让,结果斗真先去冲了澡。

对斗真来说,刚才的自己,不是想象中那个从容的自己。
边冲澡边焦躁地想,枣会怎么看自己。

对接下来要做的事的期待,让斗真那里早已有了硬挺。
想让兴奋得发疯的身体冷静,大冬天的冲了冷水澡,平复了心情。

斗真冲完澡回来,枣和他交替着,说“那我借用了”,匆匆进了浴室。
现在才去洗澡的理由。
或许是意识到了什么,他害羞地垂下了眼。

趁这功夫,他从衣柜里藏着的、还连快递箱都没拆的盒子里,拿出了避孕套和润滑液。

枣看到床头的避孕套和润滑液会怎么想。
会不会觉得“准备得真周全”而退缩。
会不会害怕。
要是他想回去,怎么办。

这样看着像满心欢喜等着似的,但今晚可没打算放他走。

第一次,不知能不能做好。
不想太强势。不想让他疼。

但今夜,想和他做爱。

虽然交往着却还只限于接吻,做爱不是全部,但他想要安心。

床头的未拆封避孕套和润滑液,就原封不动地,摆着。
他想在枣面前拆开,告诉枣,这是他的第一次。

洗完澡回来的枣,低着头,怯生生地挪到了床前。

在离床稍远的地方站住了。
攥着T恤下摆,不安地游移着视线。

是在犹豫吗。
是对接下来要被我抱,开始后悔了吗。

斗真下意识抓住枣的手臂,拽到了床上。

不放你走。
说什么没那个意思,我可不让他说。

吃惊地抬头看自己的他,带着沐浴后的红脸、湿润的眼眸和红唇。
太过煽情,让人不由得屏息。

还有,穿着我稍大的T恤,领口处露出了他的锁骨。

已经,忍不住了。
感觉全身的血液都在沸腾。

就那样把他拉过来,咬上了嘴唇。
压在床上,唇上、颈上、锁骨上,拼命地吮吻。

平时被衬衫领子遮住的、他的脖颈和锁骨露了出来。
太过性感,让人发晕。

“啊、斗真,等等……”

枣虚弱地推着斗真的肩,却没停下。
多少次,想象这光景,自己安慰自己。
像兴奋的狗一样,用唇用舌,拼命舔着他的肌肤。

“呀、斗、真。好痒、”

枣想扭动身子,斗真却不松手。
房间里,只有斗真的喘息、舔舐的水声,和枣漏出的吐息。

“嗯、啊、斗真、”

枣带着鼻音的吐息,让人受不了。

谁也没看过。谁也没碰过。
终于,是我的。只属于我的。

兴奋到了极点。

难耐的手替他脱掉T恤。
他的胸、胸前的突起、肚脐,露了出来。

枣移开视线,扭过了身。

“……我是男的。没问题吗?”

枣有点不安地,说了句马后炮。

马后炮?

真是马后炮。什么都不懂。
连斗真的欲望都没察觉。
也不知道斗真用怎样的眼神看着他。

就这样,至今对各式各样男女的示好都无动于衷,一定是,毫无防备地活到了现在。

我,不一样。
我要抱你。不会客气。
让他,明白这点。

“说什么呢?枣先生,你看,”

斗真抓住枣的手,隔着内裤,把枣的手掌按在了自己勃起的那里。

那硬得几乎贴到肚子的地方,惊得枣睁大了眼。
然后慌乱地,无言移开了视线。

现在才说什么呢。
我到底,对你的身体,兴奋到了什么地步。

“想抱你。枣先生”

再也忍不住了。
斗真认真地、直直望着枣的眼睛说。

“今夜,想和枣先生做爱。
呐,可以吗?枣先生”

对着哀切恳求的斗真,枣轻轻用自己的指尖缠上斗真的,抬眼看他。

灯光,只有床头灯微弱的光。
枣认真的眸子在光里闪着。

“做吧。我已经,是斗真的了吧”

瞬间,我的理性崩飞了。
我的。他,这么说了。
我发疯的脑袋因欢喜而叫嚣。
我的。
枣先生,是我的。
已经,没必要忍了。

枣的眼眸,也像是对接下来要做的事,因期待而润泽了。

斗真急切地褪下枣的运动裤。
碰到了半勃的枣的那里。枣“嗯”地偏过身。
用手掌温柔包覆,拇指沿着筋络轻柔抚弄。

枣的那里很快硬了。

“……只有我,不行。斗真的,我也想碰”

皱着眉,忍着快感的脸,害羞地,枣说。
犹豫着,还是轻轻用手包住了斗真的那里。

那双总细心握着化妆刷的手,
那双总细心包着商品的手,
那双在客人唇上细致涂唇膏的手,
握住了斗真的那里。

那是让人战栗的、背德的景象,充满情欲。

光是这样,就快射了。

枣似乎羞得不敢直视斗真的那里,微微偏开视线,轻柔摩挲。

用指尖、指腹、手掌,像涂开斗真的先走液般,抚弄着。

笨拙却为了取悦斗真而动作着,感受着枣普通男人般、粗粝手指的触感。
对斗真来说,那太过快感。

撑不了多久了。
虽然狼狈,斗真已经快射了。

斗真把枣和自己的腰,紧紧贴在一起。

斗真的那里和枣的那里,整根被两人手掌一同包住。
枣的手和斗真的手,摩擦着两人的那里。

“啊、呀、斗真、”

“枣、先生、嗯、”

近乎悲鸣的枣的喘息。
枣紧闭着眼,似乎任由快感摆布。
他那副淫靡的表情让人移不开眼。
斗真自己也忍着快感,拼命睁眼,把他的脸烙进眼底。

两人的高潮临近。

“斗真、斗真、要出来了、啊、”

哭着脸依附自己的枣,斗真单手紧紧搂住他的背。

“我也要、出来了。一起、去”

不久,两人在彼此手中,泄了身。

枣脸枕在斗真肩上,瘫软失神。
那模样太可爱、太惹人疼,因能让他高潮而涌上满心欢喜。
「気持ちよかった?」

棗の汗に濡れたおでこにキスを落としながら、斗真は聞く。

「…ん、斗真の手、気持ちよかった」

棗の薄く開けた目が、斗真の目を横目に流し見る。
気怠そうな顔で、棗は素直に言った。

色気なんてもんじゃなかった。

射精後の気だるい棗の顔は、普段の接客している棗からは想像もつかない。
とても他のやつなんかに見せられない。
自分だけが見られる、彼のいやらしい表情。

その匂い立つような色気に、斗真は完全に、当てられた。

おもむろに、彼の頭と背中に手を添え、そっとベッドに横たわらせた。
彼の頭の両脇に手をついて、見下ろす。

今夜、彼の全てが、欲しい。
恋心とか、性欲とか、征服欲とか、ごちゃ混ぜになって自分でももうよくわからない。
切なくて、欲しくて、おかしくなりそうだった。

「棗さん、これからもっといやらしいことするよ。怖い?嫌?」

棗の目を見ながら、懇願するように、おそるおそる彼に尋ねる。

棗に委ねているようで、そのくせ、棗の両手に自分の両手を絡め、ベッドに縫い付ける。
逃さないとでも言うように。

「斗真の、したいようにして。
抱きつぶしたいって言ったじゃん。
そうしてよ」

棗は斗真の目をじっと見つめる。

「俺、初めてだから、斗真、教えて」

真っ直ぐ斗真を見て言った。
先ほどの快感の余韻で潤んだ棗の目は、真剣だった。

斗真はくしゃっと顔を歪める。
まるで祈るような格好で、棗の肩元に頭を押し付け、うずくまった。

棗は気だるげな表情から一変、驚いて目を見開いた。

「え斗真、どうした?
なあ、なんか嫌だった?」

「違うよ、棗さん。
俺だけなんだね。
俺が、最初で最後なんだね。
ねえ、幸せすぎてどうしたらいいかわかんない」

好きで、大好きでどうしようもない人が、今自分の腕の中にいて、俺に身体を赦すと言っている。

「好きだよ、棗さん。
全部、欲しい。全部だよ。全部だからね」

言い募りながら、彼の唇にキスをする。
もう散々したキスは、ふたり同じ唾液の味がした。

もう止まれない、止まらない、セックスへと続くキスは、次第に深く、激しくなっていく。
彼の酸素を奪い、息切れさせる。
斗真は無我夢中だった。

斗真がローションを開けている間、棗は照れて目を逸らしていた。
手のひらにたっぷり出し、体温で温める。

「棗さん、後ろ、触ってもいい?」

彼の耳元で囁く。
彼は少し不安そうな表情で、小さくこくりとうなづいた。

中指で、彼の後孔を撫でるように、優しくなぞる。棗はビクッと身体を震わせた。

「指、挿れるよ。
痛かったら、言ってね」

ローションがたっぷりついた中指を、つぷりと、少しだけ挿し込む。

「痛くない?」

「…ん、大丈夫、」

棗は斗真の肩に必死にしがみついている。
中指で押し拡げるようにしながら、少しずつ奥へ挿れる。

「ん、おなか、変なかんじ」

「ごめんね、優しくする」

彼の顔を伺いながら、指をくちゅくちゅと動かした。
初めは眉根を寄せていた棗も、少しずつその圧迫感に慣れてきたようだ。
少しだけ、棗の身体から力が抜ける。

「指、増やすね」

薬指も添えて、ゆっくり、少しずつ挿し込んだ。

「あ、っ、とうま、き、つい…」

「ゆっくりするね、棗さん、もう少しだよ」

大分ほぐれてきた彼の後孔は、斗真の2本の指を呑み込んでゆく。
みちみちとローションの音がした。

斗真の2本の指が根元まですっぽり入る頃には、中は大分柔らかくなって、息を止めていた棗が、吐息を漏らしたのがわかった。

棗は少しずつ快感を拾い始めていたようだった。
棗の顔を見ながら、斗真は指を掻き混ぜるように動かした。

「ん、ん…っ」

棗の吐息に、色が混じるのを斗真は感じた。
険しかった表情も、艶めき蕩け始めていた。

嬉しさが込み上げる。
俺が彼に、性感を与えられている。
俺が彼に、こんな表情をさせている。

ここで焦って、棗に苦しい思いをさせないよう、じっくり、まだ。
2本の指で拡げるように、ゆっくり慣らした。

棗は、自分だけ与えられている快感に、焦れてきたようだった。

「斗真、まだ、だめ?斗真の、挿んない?」

「まだ、棗さん痛いかも。もっと慣らして…」

「斗真、しよ」

棗は切なげに潤んだ瞳で、言った。

そんなこと言われたら、もう斗真は待てから解放された犬のように、止まれなかった。

コンドームの箱のフィルムをもどかしく剥がし、箱から一つを乱暴に引きちぎった。

まるで、セックスが初めての、童貞のようだった。

ぬるぬる滑ってなかなかうまくいかない、焦る手で装着した。
棗の後孔にあてがう。

「棗さん、痛かったら、言ってね。
ゆっくり、するから」

棗の後孔に、斗真の先端が、ゆっくり、ゆっくりと挿り込んでゆく。

「……っん、っ、」

棗が、枕を抱きしめながら、唇を噛むのが見えた。

「痛い?一回抜く?」

「…抜かない。して、そのまま」

棗は眉間に皺をきつく寄せ、斗真のソレの圧迫感に耐えている。
棗の中はキツくて、温かくて、とても柔らかい。
斗真は正直もう出そうな自分の欲に、必死に耐えた。

気持ちよさでどうにかなりそうだった。
今棗の中に入っているということにたまらなく興奮した。

そして、斗真の根本と、棗の後孔がぴったりくっ付く。

「全部挿ったよ、棗さん」

棗の耳元で、優しく囁いた。
棗は涙で濡れた瞳で斗真を見上げる。

「なあ、俺たちって今、セックスしてる?」

「してる。棗さんと俺、今セックスしてるよ」

そう言うと、棗さんは、安心したような顔をした。
俺たちは、同性だけれど、確かにセックスをして、愛を確かめ合っている。
幸せで、胸が詰まった。

「痛くない?」

「痛くない。なんかお腹がいっぱい。
お前のが挿ってるって、不思議」

そう言って彼は自分のお腹を撫でた。

「斗真、続き、しよ」

「棗さん、俺持たないかも」

「うん」

「すぐ出ちゃうかも」

「うん」

「カッコ悪くてごめんね。
棗さんを気持ちよくできないかも」

「うん」

「嫌いにならないでね」

「うん。好きだよ」

斗真はゆっくりと、ゆっくりと、動かし始めた。

「…ん、…んっ、ん」

棗は、奥にあたる度に、吐息が漏れた。

「痛い?」

「…んーん。なんか、ちょっと、気持ちいい、かも」

素直に伝える彼が愛しくて泣きそうになる。

棗は初めてのセックスなのに、
俺のために、受け入れる側の苦しさ痛さを、けなげに耐えている。

俺のほうは情けないことにもう限界だった。

「ご、めんね、もう、出そう、」

「いいよ、斗真」

斗真は棗の最奥まで突っ込んだ。
絶頂が近づき、硬く大きくなった斗真を、ぎゅうぎゅうと、棗の胎内が締め付ける。
2度、3度、腰を打ちつけた。

そして爆発した快感に、目の前に星が飛んだ。

「う、な、つめさん、…っ、」

薄い膜ごしに、ビュルビュルと、かなりの量が吐き出された。
棗の胎内の、棗の体温の中、快感で頭がおかしくなりそうだった。

膜越しに、棗の中で全部出し切った。

しばらくそのまま、ふたり抱き合う。

棗をイかせる間も無く、ひとりでイった。
まるで独りよがりなセックスだ、と思った。

「…ごめん、棗さん、俺、」

自分の余裕のなさに、顔から火が出るほど恥ずかしかった。

俯く斗真の頭を、棗は愛おしそうに優しく撫でる。

「斗真、セックスって、気持ちいいね」

本当に幸せそうな、棗の言葉に、愛おしくて泣きたくなる。
堪えるように、口を引き結んだ。

まだ抜きたくないけれど、このまま棗の中に居たいけれど、彼を抱きしめたくて、棗の中から自身を抜く。

「っん、」

抜く瞬間、身体を震わせた棗の鼻から抜ける声に、自身のソレが再びピクリと動く。
それには気づかないふりをして、斗真は棗を抱きしめた。

「棗さん、好きだよ」

「俺も。好きだよ、斗真」

お互い素っ裸のまま、しばらくの間抱き合った。
棗の体温と、斗真の体温が溶け合う。
そしてふたりの心臓の鼓動が、重なり合う。

今夜ふたりは、ひとつになった。

幸せだった。

セックスが全てではないけれど、棗と身体を重ねたことは、自分にとって、言葉では尽くせないほどの安心をくれた。
斗真を何よりも満たした。

ふたり色んなものでべちょべちょで、シャワーに入りたい。

だけど、心も身体も、今夜ひとつに繋がったふたりは、離れがたくて、肌を初めてくっ付けた今夜を、忘れたくなくて。

朝入ろ、とそのままふたり、ぴったりくっ付いて、眠った。