「まったく、一体全体どうなってやがるんだ……」
僅かばかりの月明かりが照らすのみの街道を走る二頭引きの馬車の手綱を引く一人の制服の男がため息交じりにこぼした。
「どうしてこうも、毎度毎度手掛かりなしなのでしょうか。証拠もなければ目撃者もいないなんて」
その隣に座っている同じ制服を着た男がその漏れた声に応答する。彼らはこの地域の教会付きの警備隊の隊員たちだ。
「それにしてもどこのどいつが言いだし始めたんだろうな、『悪魔の堕とし子』なんてクソ喰らえな呼び名をよ」
肩から掛けていた水筒を手に取り、上司らしい男は一息に煽り、言葉をつづけた。
「確かに男女両方の機能を持った子供なんて珍しいし、初めて見た時は驚くだろうが、何もそこまで忌み嫌わなくともな」
「司教様のお言葉がまるで効いていませんからね……。どうしたものでしょうか」
部下らしき男は空に浮かぶ月を眺めながら上司の言葉に続けた。
悪魔の堕とし子。
この地域で生まれた子どもの中で、生まれ持って男性と女性の性機能の両方を備え生まれてきたいわゆる両性具有の子のことを、市民たちは蔑称であることさえ憚らずにそう呼び忌み嫌う。
その身体で生まれた子どもたちは、その事実が周囲に決して知られることがないように注意を払いながらひっそりと育てられる子もいるが、多くは蔑称から生まれてしまった恐怖感から捨てられてしまっていた。教会付きの警備隊の仕事に、いつしかそのような子供たちの保護の任務も加わっていた。
それがある時期を境に、捨てられている子どもの発見報告がぱたりと途絶えた。それと同時に、そのような子たちが連れ去られたという相談をするために親たちが、周囲を気にしながら密かに警備隊の隊舎を訪れる事案も増えてきたのだ。
そのため警備隊は夜間の警備を増やし、報告を受け次第すぐに捜索を行うようになったが、かなりの年月が経過した今も、未だに誰が、何のために連れ去っていくのかさえつかめずにいた。
「市民の間じゃ物騒な存在が消えてくれるから歓迎する向きすらあるって話だ。ひどい話だ」
「なんとしても、犯人を見つけなければいけませんね」
「当たりめぇだ。今度こそ絶対に見つけ出してやるからな、覚悟しとけ!」
犯人検挙に息まく上司の熱血ぶりに圧される部下を乗せて、馬車は街の中に入っていった。
町から遠く離れた緑の深い森の奥また奥。その深さと乱立する木々によって方向感覚をなくし出られなくなるゆえに普段は誰も近づかぬ樹海の中に、二重の塀に囲まれひとつの石造りの謎めいた建物が建っていた。
樹海の中を通る一本道を蹄の音を響かせながら走ってきた馬車が門の前で止まる。門番の姿の見えない堅牢な門が音を立てて開き、馬車は敷地の中へ入り、玄関の前に停まった。
手綱を引いていた黒づくめの男が馬車を降りて扉を開ける。車内から出てきたのは、目隠しと猿ぐつわに手を縛られ、布切れを辛うじて纏っているたふたりの少女だった。嫌がるそぶりを見せるひとりを首からつなげられた鎖で引き、三人は玄関から中へと入っていった。
「それが今日の収穫?」
玄関を入ったところで、玄関正面に立ち上がる立派な階段の上からハリとドスの効いた声が降り注ぐ。顔を上げた男の視線の先を、ひとりの女がゆったりとした歩調で降りてきた。
紫色のゆったりとしたドレスを纏い、艶やかな赤毛を腰に届くまで伸ばしたストレートヘア―を靡かせるその女性を形容するなら、この一言で足りる。
魔女。
その形容は正解である。実際に彼女は比喩ではなく魔女なのだから。
「はい。珍しい6歳の双子でございます、イクス様」
黒づくめの男の前に立ったイクスと呼ばれた彼女は、手渡された鎖を手に取ると、目隠しをされたふたりの少女を品定めするように眺めた。
「今回は上モノのようね。次も期待しているわ」
イクスは手にしていた袋を男に手渡した。男は素早くその中身に目を通す。袋の口から覗く輝きを満足げに確かめると、男は深々と一礼し、そのまま去っていった。
「さぁ」
イクスは鎖をジャラジャラと鳴らしながら、ふたりに付けられていた目隠しを外した。もう一度ふたりの顔、そして恐怖におびえ切った瞳を覗き込み、妖艶な笑みを浮かべた。
「行くわよ、悪魔の堕とし子ちゃんたち♪」
鎖を引き、イクスは階段を登る。ふたりは黙って引かれるままに登っていった。
階段を登りきり、通路を少しばかり歩いた先の扉をくぐった時にふたりが最初に感じたのは、今までに聞いたことのない湿り気を含んだ音と、青臭く、そして甘ったるい匂いだった。
扉の向こう側にあったのは、彼女たちにとっておぞましい世界だった。
だだっ広い空間の中央で、得体の知れない何かに何人もの少女たちが取り付き腰を動かしていたのだ。腰を動かすたびに響く湿った音が何重奏にも重なり、その音に艶美な喘ぎ声がこれまた何重奏にもなって響く。
腰を振る少女たちは皆一様に理性の欠片もない目をしながら、腹部に目立つ真っ黒い紋様の下の股間から伸びる一本の肉棒を一心不乱に何かに挿入していたのだった。異様なその光景だが、ふたりにとってその股間から伸びるモノに関してはよく知っていた。
だが、それを挿入しているものは……。
「どうかしら? ここがこの館のとっておきの部屋、そしてあなたたちがこれから暮らす『まぐわいの間』よ!」
こちらを振り向いたイクスが鎖を手にしたまま両腕を広げて見せた。
「あなたたちにはこれからここで、今そこにいるかわいい肉便器ちゃんにありったけのザーメンをぶち込むの。ぶち込むのは肉便器ちゃんの穴の中ならどこでもいいわ! 子宮でもお尻でも口でも乳首でもちんぽの尿道にでも!」
そこまでまくし立てたところで彼女はようやく思い出したのか、外し忘れていた猿ぐつわをようやく外したのだった。
「な、なんなのッ!? どういうことなのッ!? 帰してよ! 私たちをおうちへ帰してよ!」
外した瞬間、先ほど連行に嫌がるそぶりを見せた側が体を震わせながらまくし立てる。一方もうひとりのほうは、すでに得体の知れないものへの恐怖に呑まれ、震えるばかりだった。
「あらあら、ここまで反抗的で元気なのも久々ね……♪ もちろんダーメッ♪ というか、ここほどあなたたちにふさわしい場所なんてないわよ? 悪魔の堕とし子ちゃん♪」
反応を楽しむ気満々の彼女が、妖しい笑みを浮かべながらその単語を口にした。
「ど、どういうことよ!」
せめてもの抵抗とばかりに虚勢を張る彼女に、魔女がさらに口角を釣り上げる。
「どういうことって、見ればわかるでしょ? あの子たち、みんなあなたたちと同じよ? みんな、悪魔の堕とし子ちゃんたちだもん♪」
そういうと魔女の手が辛うじて体を覆っていた布にかかり、直後強く引っ張られた。
「ッ!?」
粗末な布はあっさりと破れ、布に覆われていたその身体が露わになる。もちろん、股間から生える肉棒も。
「あらあなた、歳のわりに随分立派なちんぽ持ってるわねぇ♪ しかもちゃんと皮も剥けそうだし♪ いいわねぇ♪ ステキよ、あなたのちんぽ♪」
露わになった肉棒に魔女はさも愛おしそうに手を伸ばし、愛撫する。その刺激に、虚勢を張っていた彼女の表情が揺らぐ。
「さぁ、ちょうどよかった、肉便器ちゃんのちんぽが空いたわ♪ 早速あなたたちにあの子の尿道の気持ちよさを教えてあげるわ」
「にょ、尿道って、ヒィッ!?」
鎖を引かれ無理やりに歩き出された彼女が目にしたのは、さらに異様な光景だった。
少女たちが満足したような表情で離れていく先ほどまで取り付いていた得体の知れない何か。それは人間だったのだ。お尻の部分に大きな穴の開いた椅子のようなものに腰掛けるそれは、もはや人間と称していいのかさえ分からなくなっていた。
大きく突き出した顔よりも大きな乳房に、彼女の身長ほどはありそうなあまりに巨大すぎる肉棒、それがこれまた大きな睾丸の中心から二本も生えていたのだ。白い肌のあちこちには取り付いていた少女たちのモノに似た黒い刺青のような紋様が刻まれ、恐らく艶やかだったのであろう金髪にはどろりとした黄ばんだゼリー状の何かがこびりついていた。
「今日もいっぱい犯されてるかしら?」
「はぃ、イクスさまぁ♪ 今日もイクス様のためにたーっぷりザーメン溜め込んでおきましたぁ♪」
「えぇ、楽しみにしているわ♪ その前に、いつものお願いね」
そういうと魔女は首輪に鍵を差し込み、首輪を外した。
―――今しかない。
そう思い駆け出そうと身体を動かそうとしたその時、
「逃げようとしてもムダよぉ♪」
その身体に、赤黒く太いミミズのような触手がシュルシュルと巻き付き、身体の自由を奪われた。魔女の背中から何本もの触手がウネウネと姿を現し、ふたり揃ってしっかりと捕縛されるのに、時間はそうかからなかった。
「まぁ、どうせここから逃げ出そうとしても絶っ対に逃げ出せないんだけどね♪ 面倒だし早速始めるわ。準備いい?」
「もちろんですぅ♪ いつでもどうぞぉ♪」
その声へ応答する熱を十二分に帯びた声に気が付き彼女はその声のする方へ視線を向け、絶句した。
魔女に肉便器と呼ばれる彼女の巨大すぎる肉棒の顔よりも大きな亀頭が、目の前に現れたのだ。直後左右に糸を引きながら開く鈴口の奥に覗く赤黒い空間と蠢く影。想像を絶する世界が視界いっぱいに広がっていたのだった。
「ヒッ!」
彼女が挙げることができた声は、たったそれだけだった。その次の瞬間、絶望に歪む顔に喰いついた鈴口があっという間にその頭部の半分までを呑み込んでいたからだった。ジタバタともがく身体を魔女の触手がさらに縛り付けながら、肉棒はまるで大蛇の如く少女ふたりをそれぞれの肉棒で丸呑みにし、肩、腹、尻、そして脚までを呑み込んでいく。未だに抵抗しバタつこうとする足首が赤黒い尿道の中に消え、鈴口がヒクヒクと開閉しだしたのはそれからほどなくしてのことだった。
「あぁ……、丸呑みきもちいぃぃぃぃ……」
抵抗しようと未だに暴れ上下に揺れる肉の大砲を手でさすりながら、肉便器と呼ばれる彼女がうっとりとした表情を見せる。
「それじゃあしばらくよろしくね♪ みんな、もうしばらくヤッてていいわよ♪」
イクスの号令にすぐさま反応し、周囲で取り巻いて様子を見つめていた少女たちがぞろぞろと集まってきた。ある者は陥没した乳首へ、ある者はイスの下に潜り込み、睾丸で隠れそうになる膣口へ、ある者は肛門へ、そしてある者は……、
「ぎ、ぎもぢい゛い゛ぃぃぃぃ♪」
つい先ほど少女を呑み込んだばかりの肉棒の鈴口に胸の位置まで届きそうな肉槍を挿入し、激しく抽送を繰り返していた。
その姿をうっとりとした表情で眺めるイクス。少女を呑み込んだままのまぐわいは、それからしばらくの間絶え間なく続いたのだった。
「―――もうそろそろ吐き出していいわよ♪」
取り付いていた少女たちが再び離れたところで、イクスが両手で肉棒を叩いた。
「んんんっ、あ゛、あ゛ぁぁぁぁぁぁッ! ん゛ぎも゛ぢい゛ぃぃぃぃぃぃ!!!!」
尿道の中を動くことによって感じる人外の快楽に悶えながら、その鈴口が再び大きく開き、ネバネバとした液体とともに、しばらくぶりにふたりの姿がズルズルと姿を現した。
頭が鈴口を通り越し、肉棒が大きく跳ね上がる中地面にベタリと尻もちをついたふたりの身体には、先ほどまで快楽を貪っていた少女たちと同じ紋様があちこちに刻み込まれていた。
「あら♪ あなたのちんぽ、見込みあるとは思っていたけど、でかちんぽの中できれいにズル剥けちゃったのね♪ 後で楽しみ方教えてあげるから、ちょーっと待ってなさいね♪」
魔女はイスから降りて床に仰向けの体勢になった肉便器と呼ばれる彼女に近寄ると、V字型に弧を描く肉棒の間に立ち、その紫のドレスの背中のホックを外し、脱ぎ捨てた。
「来吧,肉便器小姐♪ 让我把你今天收集的精液,咕嘟咕嘟地吃掉吧♪」
魔女的背部扭动着伸出无数触手,紧接着,从她股间生出的一根格外粗壮的触手状肉棒也扭动起来。
「请用吧~~~♪ 充满魔素、在身体里积攒了一整天的精液,请咕嘟咕嘟地吸吮吧~~~♪」
以这句话为信号,伊克斯扑到她身上,将肉棒插入她的阴道。同时,前端张开嘴巴的触手“咕啊”一声咬住龟头,又有好几根龟头形状的触手钻入凹陷的乳头和肛门等部位,开始吸吮一天中不间断注入的滚烫精液。
从与伊克斯相连的各处传来咕嘟咕嘟的吸吮声。背部扭动的触手一次又一次地将吸出的东西引向背部。这场榨精行为结束,是在那之后又过了相当长一段时间。
「好!好棒!凹陷的乳头好舒服啊~~~♪」
「哦、哦、哦!尿道,超、超棒的~~~~~!!」
「呵呵呵,看来你们很快就适应了,真让人高兴呢♪」
不久前还只是普通双性少女的两人,如今已完全成为魔女眷属的两人,正在宣泄满溢的兽欲,伊克斯则用打心底里愉悦的表情注视着这一幕。
利用她们与生俱来的特殊体质——吸收这个世界中微量漂浮的魔素,并将其作为精液排出,她已经这样存活了很久。为了追求更强大的魔素之力,她不仅改造了自己的身体,甚至掌握了重塑少女们身体的术法,如今她已积蓄了强大的魔力。
「那两个人,特别是那个阴茎很大的姑娘,很有潜力呢。下次该为她们做些什么好呢♪」
在她眼前描绘着新生肉欲野望的同时,这场被白浊与娇喘浸染的盛宴,不知何时才会结束,仍在持续进行着。
恶魔的堕落之子
悪魔の堕とし子たち
在幽深树海深处栖息的魔女,以漫长岁月磨炼出的生存之道。那便是双性肉棒喷涌出饱含魔力的精液。
来吧,看来从前作开始便对吞食肉棒有所觉醒。因此这次我增加了篇幅。
【征集】
正在招募为我的作品绘制插画的画师。事后报告也完全OK,若能承蒙绘制请务必告知,不胜感激。
【追记】
您的作品在2015年11月26日至2015年12月02日的[小说] R-18G排行榜中位列第8名!
感谢支持!!今后也已下定决心继续走激进路线!!
您的作品在2015年11月27日至2015年12月03日的[小说] R-18G排行榜中位列第6名!
排名居然上升了?!非常感谢!!