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【三者面談洗脑】退魔师·败北物语【里之退魔师篇·其之业】

【三者面談洗脳】退魔師・敗北物語【裏の退魔師編・其の業】
雲海 · 系列mimo-v2.5
里之退魔师篇,终章。或许会在附录中描绘一条先生与沙罗酱的里之退魔师篇后续
「[rb:霊子転装 > れいしてんそう]――――――」

注入灵力将制服转变为退魔师的服装。虽然全身都被汗水和体液弄脏了,但这些也同时被一并清除。灵力操控似乎没有问题。只是,心里总有些许违和感。如果问现在的自己是否还是平时的自己,老实说,令人怀疑。虽然不该在意这种事,但也顾不上了。

「必须去了……」
虽然下定决心要去,但接下来该怎么办才好呢。
重新确认现状。这里是「纯白之馆」,虽然不知道位于何处,但恐怕是[rb:叶音 > かのん]所创造的异空间。室内虽然像普通的独栋住宅,但仅凭模糊的记忆,走过房间就已超过十间。最好抱着稍微像座城堡那样的心态去面对。至于手机当然无法使用,连意念通话也接不通。是这座馆的结界效果吗?

前方有七海空、师傅和叶音。是师傅用最后的力量将我从妖魔的束缚中解放出来,我才能恢复意识来到这里。反过来说,做到那种程度已是极限,恐怕师傅已经落入敌人手中了。而空也成为了里之退魔师……

「『里之退魔师』……」
现在的空被叶音在心中埋入了「妖魔」,处于被引出退魔师力量的状态。虽然不明白具体的机制,但如果是妖魔的力量,应该能用「紫炎」将其斩断,而且那样也不会让空受伤。问题在于被叶音扭曲的内心。
回想空的话,并不全是叶音制造的虚假内心。应该认为是利用了空平时就对我抱有的芥蒂。如果真是这样,要斩断那份芥蒂,就需要……

「呜、啊……」
空的事。对空的事,该怎么办来着。
……回想空的事,头脑就变得朦胧。胸口发痛,脑海中蒙上一层粉红色的雾霭,思考变得麻烦起来。喜欢。我喜欢空……

「唔、嗯……!」
试图用力抗拒那甜美的快乐,却相当困难。毕竟,喜欢空的心情并非虚假。如果这完全是被制造出来的情感,还能斩断舍弃。但并非如此。所以,那份喜欢不断高涨。
緋袴内侧传来咕啾咕啾的声音。回过神来,右手已经不由自主地开始自慰了。即使想停下来也毫无停止的迹象。简直怀疑这是否真是我自己的手。犹豫了一秒,但还是决定无视。惯用手好好地握着刀,万一真的不行,切掉右手也行。就当作清晰的思绪来自于快感,继续思考下去。

「『[rb:退魔 > ・・]之术』。我能使用的,嗯……!都是为了……打倒妖魔的术。如何对抗里之退魔师、叶音的术……」
神宫路流·退魔术『[rb:紫炎 > しえん]』。从拔刀到收刀,在始于终于的轨迹中划出圆弧,从根源斩断敌人妖力的术。因为能烧灼妖力的根本,所以确实能将妖魔从空身上剥离。但另一方面,一旦使用,叶音恐怕也会立刻察觉。
神宫路流·退魔术『[rb:流水 > りゅうすい]』。以灵力之流加速,将对手卷入圆的力量流动中,连同妖力一起一分为二的术。这术会连人体也一并切断,所以不能使用。
神宫路流·退魔术『[rb:淡雪 > あわゆき]』。在空间中张开能压制妖力的结界,通过收刀将其闭合,让敌人试图使用的妖力逆流,将其身体一同粉碎的术。如果调整得当,也能只麻痹妖力的流动,但老实说,面对空没必要特意使用变化技。如果真的打起来,对手会用「弓」,这种半吊子的范围结界大概派不上用场。

此外,虽然也有隐匿之术和记忆操作之术,但对知道机制的对手来说意义不大。归根结底,大概只能用「紫炎」斩断妖魔的力量,让空在不受伤害的情况下昏过去蒙混过关。斩断后弄乱空的记忆再恢复也不是不行……但如果被叶音察觉就毫无意义了,而且,如果被空看穿的话。我无法自信能承受当时空的目光。

我所使用的术,全都是从师傅和母亲那里学来的。而且,与师傅有长期交往的叶音,大概也熟知其中大部分。如果真是这样,我能做的事就……。

「…………」

有的。有了。只有我,只有我能做到的事。我独有的术。并非神宫路流。
唯一的,[rb:神宫路祈里流 > 原创]。如果使用「那个」,或许就能将空的意识恢复原状,至少能将其从叶音的影响下解放出来。

「――――――但是」
同时,也很害怕。如果,真正的空也依然怀着相同的想法呢。隐瞒了身为退魔师的事,多次干涉记忆让她忘记妖魔的事,还有许多秘密。她明明隐约察觉到这些,却还和我做朋友,我一直仗着这一点。如果她认为我所做的一切都是背叛。如果她认为我是个骗子。
那时,一切就都结束了。退魔术什么的都无所谓了。内心会被吞噬,就此终结吧。

「…………っ」
首先,我在这里应该和空战斗吗?虽然普通人空和师傅被抓捕了,但里之退魔师的身份已经暴露。只要留下楔子以便能再次返回这里,然后逃离这座馆向退魔师联盟报告。与[rb:燈里 > あかり]、[rb:琉里 > るり]、早乙女和一条联手,再次讨伐白天宫叶音,难道不是正确的行动吗?

――――――不,但那是退魔师的想法。

这里有空。有[rb:願音 > ねおん]姐姐。有願音姐姐的挚友。我和她们还没有谈过任何事。没有一件事达成共识。即使再次来到这里,也可能没有机会和现在的空交谈。与叶音对峙的人,也可能不是我。

我憧憬願音姐姐,所以走上了退魔师的道路。但我憧憬願音姐姐,并不是因为她是退魔师。即便不是那样,我也会憧憬。我一直认为那种生活方式很美。

空也是……七海也是。我守护她,并不仅仅因为我是退魔师。是因为,我想要那样做。因为喜欢七海,所以守护她。

我有我的决断。靠着一次次的积累才来到这里。所以现在,或许不该作为退魔师,而是作为[rb:神宮路祈里 > じんぐうじいのり]做出决断。

选哪一边。我应该选择哪个选择。

作为退魔师,正确地。先撤退,为讨伐妖魔和里之退魔师而回来?履行自己的职责?
作为神宫路祈里,诚实地。无视自己的状态和情况,一个人站到七海面前?前往师傅和叶音那里?

「我、是……」
我的决断是――――――。

作为退魔师履行职责[jump:2]
作为神宫路祈里去见七海[jump:8]


果然,无论如何这里都该撤退。这不是优先考虑自己的状况。要重整态势,确实地打倒身为「里之退魔师」的[rb:叶音 > かのん]。那就是现在的我该做的事。

决断之后立即行动,将楔子打入,如同融入馆的妖力一般。这样即使回到家也能立刻再来这里,即使有结界也能确定地图上的位置。地方也记住了。立刻撤离,然后为了能立刻再次回到这里。

「七海……」
想起她,胸口有些微痛。但现在不是优先自己感情的场合。必须去了。

斩开馆的空间,来到外面。这里,像是某个公园。时间,大概是中午过后。视野所及之处有车站,回家本身应该不难。但没时间安心。为了能尽快回到这里,为了讨伐里之退魔师和妖魔。

在公园的地面上。我,迈出了一步。

「…………[rb:那个 > ・・]?」

就在那一瞬间,一种类似静电的舒适感窜过脑海。我微微踉跄,用右手扶住附近的电话亭稳住身形。太危险了,在这种地方受伤也太蠢了。我还有必须做的事。快点回去,我……。
我……?

「……这里是、哪里来着?」
茫然地环顾四周,却毫无印象。不明白自己为何在这里。
远处可见的塔是认识的,所以并非完全陌生的地方。但为何我会独自一人在这种地方?而且仔细确认自己的样子,竟然还穿着灵子转装。明明没有妖魔的气息,为何这副打扮在公园里。

「…………」
想到这里,松懈的思绪重新紧绷。毫无印象的灵子转装,陌生的公园,不存在的妖魔。那么这个状况本身才最是奇怪。这种时候,该怀疑的是自己的认知。先追溯最后的记忆。
对了。我确实,放学后对七海……

『不在意』
「呜、啊…………」
滋地一下,大脑像被麻痹了。脑海中响起声音,然后消失了。
他人的声音不可能在脑海中响起。所以,这大概是我自己的思考。

『不在意』
「不在意……」
『祈里只是听说了妖魔的信息才来这里。但没有什么问题』
「没有、问题……」
「什么都没有。什么,都没有」
什么都没有……
我站着,将脑海中回响的言语,出声地让自己习惯。因为被如此命令了。

被谁?那种事,不用考虑。因为命令里没有。

「哇啊……!!」
突然,腰部弹了起来。仿佛骑马时从打盹中惊醒,伴随着从下方顶上来的冲击,意识多次闪烁。以为意识稍微恢复时,发现我正以内八字坐在公园的草坪上,身体不停地颤抖。制服的裙子稍微弄脏了。脑海的角落还想着这种无关紧要的事。
「啊、呃……?我、什么时候、换上制服……」
一边滴着口水,一边自言自语地谈论自己的衣物。然而无论怎么思考,思绪都无法顺利整合。无论怎么努力,只有白色的雾霭持续支配着脑海。

那时……。

『没事的』
「啊――――――」
声音。听到了声音。引导我、支配我、我的声音。

『我本来就不明白为什么穿着灵子转装。所以,我只是在公园自慰而已』
「自慰……」
那种事。那种事,我……在人前。

『对吧?』
「啊、呜……」
对。
『因为祈里,神宫路祈里,是个超级喜欢舒服事情的、下流的孩子』
「是、的……」
我,超级喜欢下流的事情。喜欢舒服的事情。

一阵阵发麻。头也好、手指也好、胯间也好。渐渐地,各种事都变得无所谓了,我以瘫坐的姿势,凝视着虚无之处继续自慰。是的。我一直在这里自慰。因为想变得舒服。一直,一直。

「…………啊」
恍惚中,看到两位女性从远处向这边走来。反射性地站起来,但与此同时,粉红色的欲望从体内涌起。邪恶的想法,停不下来。

如果,如果在这里。在陌生人面前,继续自慰的话会怎么样。忍不住这样想。
「呼呜……」
膝が震えて、間抜けな声が漏れた。立っていられなくなる。立っている事が、面倒くさくなる。

身体を電話ボックスに預けて、歩いてくる女性からは見にくい位置に移動する。けれど電話ボックスは半透明。見にくい、けれどそれだけ。ここで何かをしていたら、絶対にバレない訳じゃない。

「それでさ、結局見られちゃって。もう大変だったワケ」
「何それ~。あはは、それどうしたの?」
「どうしたも何もどうしようもないでしょ。知らん顔してただけよ」
「あははは、見たかったわ。それ~」

心臓が、私の心を内側から叩く。お喋りしながら電話ボックスの横を通り過ぎていく女性の気配を背後に感じながら、絶対にそんな事をしてはいけないはずなのに私を慰め続ける私の指。私以上に私の弱点を知り尽くしたその指は、制服の上から、あるいは下着の内側に侵入して私の心を解き解す。

遠くなっていく女性の気配に、熱い息が漏れた。バレなくて良かったという気持ちと、バレていたらどうなっていただろうという期待が両方ある。身体を電話ボックスから引きはがし、ふらふらと駅に向かって歩き始める。

「帰らなきゃ……」

どうしてか、その意識だけが強く私の中にあった。どうしてこんなに帰りたいと感じているのかは分からないけれど。

「んぁ……」

ぬらりと、粘液を垂れる。指を私の中から抜き取ったからだ。ふやけててしまいそうな指を見つめながら、この後は電車に乗る事を思い出してまた声を震わせた。

『祈里はオナニーが好き』

「私は、オナニーが好き」

はっきりと声に出して復唱する。それはゆっくりと私の中に馴染んで、やがて本当の心となる。神宮路祈里はオナニーが好き。

『どこにいても、いつでも。ご主人様を想ってオナニーがしたい』

「ご主人、様……」

脳にノイズがかかって、何かが思い出せない事を感じる。けれどそれは私の考える事ではない。だから誰とも分からない主をただ想う。あの御方を想いながらするオナニーが、私は好き。

『さあ祈里。帰るまでにゆっくりと、本当のあなたを思い出させてあげるから。一緒に自分自身を、作り上げていきましょうね』

「はい、わかりました……」

ふらふらと歩く。駅に向かって歩いて行く。頭の中に自分の情報が書かれたホワイトボードがある。それを一つ一つ、丁寧に描き直されていくのを感じる。だけど、消された言葉はもう思い出せない。思い出せなくていい、その方が気持ちいいのだと、強く感じる。

脳の中に響く声に応えていると、一つの単語に心が揺れた。その言葉は『お人形』。

「私は、ご主人様のお人形です……」

お人形。そう、私はお人形だったような気がする。でも、誰の。それを思い出せないまま歩いて行く。それを思い出したくて進んでいく。どこまでも沈む、ピンク色の沼の中に。私は私自身の意志で歩みを進め、そして心も、身体も沈めていく。この沼の底に私の求めるものがあると確信しているから。この沼の中にあるものだけが私を幸せにしてくれるのだと理解しているから。


「お姉様!どこへ行っていたのですか!」

「急に『今日は外泊する』とだけ連絡をしたっきり、電話にも出ないで。心配したのですよ?」

家に帰る頃には私の頭はすっかりピンク色に染め上げられていた。意識はすっきりしているし、はっきりしている。今の自分こそが、本当の自分なのだとよく分かっている。お人形である自分こそが、本物なのだと。

そんな私をかえって早々出迎えたのは、巫女服の双子姉妹。私の妹の燈里と琉里だった。どうやら私が妖魔に捕まってしまったのではと心配していたらしい。そんな心配するような事ではないのに。人形の事なんて、どうでもいいのに。

「ごめんなさい、燈里、琉里。連絡した通り、結界内に七海さんが捕らわれてしまったもので」

「お姉様からそう聞いて調べましたけど!そんな大規模な結界は探知出来ませんでしたが!?ほんと~に、妖魔が相手だったのですか?」

「お姉様。別に疑う訳ではありませんが、心配しているのは私も燈里も本当です。裏の退魔師の件もありますし、今は慎重に行動するようにしてください」

「そうですね。確かに敵は妖魔だけでなく、裏の退魔師も……」

裏の退魔師。その言葉に、脳の奥で灰色の映像がちらついた。七海さん、願音お姉様、そして叶音さん。記憶に無いはずの光景が、ピンク色の脳みそに少しだけ色を取り戻させる。裏の退魔師。退魔師を襲う退魔師で、妖魔に力を貸している存在。その目的は不明であり、願音お姉様の友人……。

「…………」

「どうしました、お姉様?」

「い、いえ。ただちょっと……」

『問題ない ( ・・・・)』

「…………」

思考が、ピンク色。頭の中が、快楽の色に染まっていく。オナニーがしたい。燈里と琉里の前でも、オナニーがしたい。したくて仕方がない。

『我慢』

「…………」

はい。祈里は我慢します。

『妹二人。あなたの行動を疑っているみたいよ。どうするの?』

「――――――」

燈里も琉里も、私の行動を怪しんでいる。心配している。それはご主人様の正体に繋がる行動。きちんと、人形として役に立たなくては。

『お姉さんなんだから。きちんと躾、しなきゃダメでしょ?分かるよね?』

「はい……」

躾。燈里と琉里を、ちゃんと躾けないと。役に立つ人形に、ならないと。

「ど、どうしましたお姉様?突然ぼんやりとされて……いえ、お姉様のそう言う表情はとても可愛らしいですけど」

「燈里、下らない事を言わないで。お姉様、大丈夫ですか?私たちもその妖魔の件についてお話は伺いたいですが、まずは少しお休みになってからでも……」

「――――――」

「……お姉様?わっ!?」

「きゃっ!」

心配して私に近づいてきた燈里と琉里のふいをついて、両腕で二人まとめて抱きしめる。動揺している隙に背後に回り込んで、二人の頭を軽く掴み、燈里の右耳と琉里の左耳に優しく囁きかけた。

「『燈里』」

「はい!なん、なんでしょうお姉様!?」

「『琉里』」

「は、はい……。ふぁ、ああ……」

思念通話。言葉にして声で囁きかけながら、脳の中にも直接言葉を送り込んで、思考に直接干渉する。この術は退魔師の基本の術でありながら、強く働きかければ他人の考えを緩やかに変える事の出来る危険な術でもある。だからこそ抵抗する為にどの退魔師もこの術を学ぶのだけれど。ただし、抵抗する意思を持たなければ思念通話は気持ち良く頭の中に沁み込むだけのもの。明確に敵対する理由を持たないのならば、燈里も琉里も大好きな『お姉様』の命令に逆らおうなんて思う事すら出来ない。

「『二人とも、よく聞きなさい』」

「んぁ……」

「は、い。お姉様……」

一言。囁くだけで、二人はあっという間にとろけた表情になってしまう。肩から力が抜けて、私に抱いていた疑問や強い感情がアイスクリームのように溶けていく。

「『私の言葉を疑ってはいけませんよ』」

「はい……お姉様」

「私は、お姉様の言葉を……疑い、ません……」

いつも元気な燈里も、いつも冷静であろうと努める琉里も。あっという間に私に従うだけの状態に。それで良い。人形の妹なのだから、あなたたちも人形でなくてはならない。

「『何も無かった』」

「なにも……」

「『私はただ妖魔を退治して帰ってきただけ。お姉様を疑ってはダメですよ、燈里』」

「は、い……もうしわけ、ございません……」

「『私の言う事は全て正しい。疑問は全て、忘れてしまいなさい、琉里』」

「はい……ぎもん、わすれます……」

ゆらゆらと、頭を揺らすように回しながら二人に耳に囁きかける。そうするだけで、二人の表情はどんどんとろけていって、力はどんどん抜け落ちていって、私が支えていなければ立っていられないほどになってしまう。

「『これからは私が何をしてもあなたたちは疑問には思わない。どんな事でも、何が起きても。いいですね?』」

「はい……」

「お姉様の事を、疑問に……思わない」

「『私が白と言えば白く、黒と言えば黒くなる。私の言葉こそが、燈里と琉里の真実となる』」

「はい――――――」

「う、ぁ……」

言葉を聞いて虚ろな表情になっていく二人、その頭をそっと引き寄せて耳に唇が触れる距離で囁きを続ける。

「『私の言葉は気持ちいい』」

「ふ、ぁぁ……」

「や、ぁ……」

「『耳が、脳が、心が性感帯になる気持ち良さ。声を聴いているだけでぞくぞくする』」

「は、あ……おねえ、さま……」

「きも、ちぃ……い……」

「『逆らおうなんて思えない。声に従う事だけが幸せ。良いですね』」

「はい……」

「もちろん、です……お姉様……」

完全に力が抜けきってとろとろになっている二人。そんな燈里と琉里の耳に、私はそっとキスをする。

「ふぁああああああああ……!?」

「あっ、あっ、あっ、あぁあああああああっっ!!!」

たったそれだけで、くたりとへたり込む二人。そのまま座り込んだまま眠ってしまったような状態の二人を数秒見つめていたが、やがて時間を無駄にしていられないと思い起こす事にした。言葉ではない『思念通話』、二人の頭に思考が真っ白になる信号を送り込んで、その白の中に私の言葉をぽたりと落とす。

「起きなさい」

「はい、お姉様」

「私は、お姉様の命令に従って、起きあがります……」

表情の抜け落ちた状態の二人が立ち上がる。初めてにしてはよく出来た。人形の妹らしい、人形の双子姉妹の完成だ。

「『これから二人は普段通り過ごす事、良いですね』」

「はい」

「『けれど。あなたたちの本当の姿は、私と同じお人形。そうですね?』」

「はい。私たちは、お人形です」

「『近い内にあなたたちの主となる御方も連れてきますから。その時まで自分が主人に使われる為に生まれたお人形である事をしっかりと自覚しておくように。良いですね』」

「はい」

「畏まりました、お姉様」

ぱちん、と指を鳴らす。すると二人はふっと意識を取り戻し、きょろきょろしながら自分の状態を確認しだした。しかし『気にしないで』と言うとすぐに疑問は消え去り、そしてまた私の言葉に従って夕食の準備を始めた。見た目は前と同じ神宮路家のいつもの日常、だけどその中身は『ドールハウス』。人形たちが互いにメンテンスをしあっているだけの、魂の無いお家だ。

自分の仕事の出来に納得して私は家の中に入ろうとする。するとまた、脳の中に灰色のノイズが走った。

「裏の、退魔師……」

何故か、どうしようもなく気になる言葉だ。何故私は裏の退魔師なんてものを気にしているんだろう。私はもう、退魔師ではなくただの人形なのに。

まばたきと同時に、自分で自分の疑問を消し去って夕食の為に家の中へと入る。ざわざわする感じは消えない。けれどきっと大丈夫だろう。明日は学校だ。まだ何も思い出す事は出来ないけれど、それでもきっと。

何故だか、そこでご主人様に会える気がする。そんな予感が、ずっとしていたから。


「おはようございます」

「おはようございます、神宮路さん。お休みの間に、ご主人様の命令に従ってきちんと人形になる事は出来ましたか」

「はい、先生。今の私は、ただのお人形です――――――」

翌日の学校。担任の白雪先生に声をかけられて、私は丁寧に頭を下げる。いつなのかは分からないが、ご主人様が既に私の学校にも手を入れてくださっていたらしい。元々、私の通う聞波川高等学校には、退魔師だった頃の私が強力な結界を張っていた。そして私が人形になってその権利を手放した時に、ご主人様が結界を上書きする形で学校に通う人間の意識を書き換えたのだろう。流石は、裏の退魔師である■■■様の……。

「う、あ……?」

浮かんだ言葉に、頭が痛みだす。天井も床も分からなくなって、一瞬倒れてしまいそうになる。裏の退魔師。私たち退魔師ではなく妖魔に加担する、退魔師。七海さんを洗脳した相手で、倒さなくてはならない相手。

けれど、私はそんな事は覚えていない。私には関係が無い。だって私はただの人形だから。

「にん、ぎょう……」
头脑深处阵阵刺痛。像是有人在敏感地带周围游走般,令人焦躁不安的触感。

自慰。我最爱的自慰。就像上课时情不自禁想要自慰却无法如愿时的那种感觉。很常见的那种体验。

这种感觉是……

「不要在意」
「不、要在意……」
不对。必须在意才对。
我确实是人偶,将灯里和琉里变成人偶也是正确的行为吧。虽然正确。但是,有什么不对劲。

因为我可是退魔师。无论是暗面的退魔师还是妖魔,都必须打倒。包括存在于我体内的那个■■■■■的妖魔。

因为我可是……
所以我……?

「早安!祈里小姐!怎么一脸色眯眯的表情?难道一大早就欲火焚身了吗?」
「空、小姐……」
七海小姐。空小姐。我最喜欢的人。我深爱的人。绝对无法违抗的人,绝对不想违抗的人。

不、不对、不对。有什么地方不对劲。我能感觉到这种错位。当这种时候该怎么办。当感觉到自己的认知与周围世界产生错位时。

这种时候……

「『光风霁月之术』,对吧?」
「诶?」
光风霁月之术。削弱自身妖力影响的术式。虽然与灵子转装有相似的效果,但感觉受到精神攻击时可以先用这招。我确实正打算使用这个术式。

但是,空小姐为什么会知道这个术式的事?退魔师的事?

「『很简单的事哦』」
「呜、啊……」
思念通话,同时空小姐向我搭话。和我把灯里与琉里变成人偶时一样的方式。不,但是空小姐应该不是退魔师。那为什么空小姐会用思念通话。

「『祈里小姐的心思已经在我的掌心了哦。你无法对我隐瞒任何事的,祈里小姐』」
「请、住手……那个,思念通话的同时还在耳边低语……」
「『太舒服了吗?』」
「哇啊……」

凑近脸来,近到仿佛要咬住耳朵的距离向我搭话的空小姐。仅凭这个动作我就小小地高潮了。膝盖颤抖着,我无力地靠在空小姐身上。

「呜、啊……」
但是。然而。

正因为如此,思绪变得清晰起来,我开始回忆起某些事情。

思绪紊乱的间隙,既视感般的,记忆错位般的东西。从那些东西之中,我像捡拾拼图碎片一样拼凑着记忆。

退魔师。暗面的退魔师。七海小姐。师父大人。白色的洋馆。人偶。

自慰。退魔师。洗脑。暗面。鬼的妖魔。

愿音姐姐对我施加了某种退魔术。

然后,离开洋馆。逃跑。

那座洋馆里的是——

——白天宫叶音 ( はくてんぐうかのん)。

「空、小姐……!」
「哎呀?难不成你那是想摆出凶恶的表情?老实说看起来完全是在说『请调教我』呢?」

抓住空小姐的肩膀,想把她从身上拉开。不,应该是想拉开才对。但我所做的事,不过是轻轻推了推空小姐的身体。

空小姐现在被叶音小姐洗脑了。是暗面退魔师那边的人。当然我深爱着空小姐,爱得无法自拔,所以我不会伤害空小姐,但作为退魔师还是有必须做的事。

拒绝空小姐的干涉,消灭妖魔。然后也要打倒叶音小姐。必须打倒。

否则——

「『办不到哦』」
「呜啊」

空小姐的手指温柔地抚过大腿。一阵酥麻刺痛的感觉。膝盖开始咯咯地颤抖。

「『问题来了。祈里小姐是退魔师呢,还是人偶呢?』」
「我、我……想起来了。退、魔、师……」

「『不对哦』」
「啊、呜——」

不对。空小姐如此温柔的声音,渗透进灵魂深处。让人忍不住想要点头认同。光是抵抗就已经竭尽全力。

事实上,我连离开空小姐都做不到。想一直触碰她。想被拥抱。想待在她身边。比起这在身体内部如岩浆般燃烧的灼热情感,退魔师的骄傲和使命又算得了什么呢。

「『你现在一定觉得是因为自己努力了才想起退魔师的事吧。觉得是因为运气好才想起叶音小姐的事吧』」
「不、是这样吗……」

「『嗯,当然不是』」
「啊、呜……」

下巴被空小姐来回摩挲。嘴唇不自觉地张开,下巴的力气一松,全身的力气也随之消散。力气一消散,空小姐的声音便深深地传达到心底。好舒服。

「『叶音小姐呢。觉得必须彻底折断祈里小姐的心才行。所以打算先好好让你想起来,然后再彻底摧毁』」
「大意、了……退魔师、才不会……这点程度……」

「『祈里小姐』」
空小姐的手还停留在我的下巴上,直直地看着我。红色的眼瞳。红色的灵力。红色的山茶花。

百合花凋零散落,被染成鲜红。那种感觉,油然而生。

「『高潮吧』」
「咿!」

咚——!世界剧烈震动。我的身体里发生了地震。站不稳、意识飞散,都还是轻的。

我整个人被彻底粉碎。从全世界收集来的快感,一口气砸进我的大脑。承受着七十亿、八十亿人份的快感,就像这样。我被碾碎、消融。在丧失感、背德感以及对自己的厌恶所感受到的兴奋中。

「呜啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊——!!」

空小姐的御言。仅仅如此就让我明白自己是何等渺小。被粉碎的意识中,「爱恋」的情感乘虚而入。门户洞开的房屋。闯入其中的人,无法拒绝。无法反抗的心情,是如此令人心醉。连这种感觉,我也喜欢。

喜欢。喜欢喜欢喜欢。喜欢喜欢喜欢喜欢喜欢喜欢。明明知道被这样改造着,却无法拒绝也无法闭眼。那股喜欢的情绪,停不下来。

「『高潮吧』」
「不、要、啊啊啊啊啊啊啊啊啊!?现、在、!要去了要去了要去了要、去了啊啊啊啊啊啊啊啊!!!」

站不稳。根本不是那个层次的问题。这里是教室也好,被别人看见也好,怎样都好。根本无暇顾及周围发生了什么。高潮得如此彻底。被空小姐彻底摧毁。

「『祈里小姐?不能违抗我哦』」
「是!是,对不起……非常、抱歉……!!」

「『没关系。但是祈里小姐有点开窍了呢。让我来告诉你,你究竟是什么样的人吧』」
「咿、啊啊啊啊啊啊!!!啊、啊、啊、啊、啊!!!」

空小姐的红色眼瞳。灵力、妖力,缠绕上我灵力的根部。正常情况下抵抗应该很容易。但那就像大人能打过小狗一样,现在连婴儿都不如的我,连抵抗本身都是不可能的。空小姐的话,就这样毫无阻挡地进入脑海。

「『问题来了。祈里小姐从小到大一直在努力的事情,是什么呢?』」
「啊、呜啊……啊啊啊……」

想要回忆起来。这个行为,困难得不可思议。像被剥夺了思考能力的人偶一样,宫路祈里连回答空小姐的问题都做不到。

这时空小姐温柔地把手伸进我的裙子,用灵力轻轻切断我的内衣,一边做出要把手指伸进我体内的动作,一边轻声低语:

「『是自慰哦』」
「自、慰……」

脑海里滋滋地跑过噪音。我从母亲那里学来的事,我从师父大人那里学来的事。

一直以来,一直在学习自慰的技术。为了有朝一日能被喜欢的人弄得舒服至极。仅此而已地活着。仅此而已……

「『看吧,想起来了对吧?祈里小姐,你在电车上也在做哦』」
「做了……吗?」

「『自慰。对吧?』」

拼图碎片啪嗒啪嗒地严丝合缝。和空小姐一起坐电车,在不被其他乘客发现的情况下自慰的我。而我最喜欢的空小姐就在旁边看着。

怎样才能更舒服,怎样才能获得更背德的快感。我的人生,就是只思考这些而活过来的。

「『呐,祈里小姐。今天早上也做了对吧?自慰』」
「是、的……」

被问到,便肯定。肯定之后,便理解。空小姐说的就是我本人,我深深地确信。

「『呵呵。那今早是想着什么自慰的呢?』」
「那是——」

滋滋地,灰色的光闪过。思绪扭曲,又回归。

「是、空小姐……我想被空小姐侵犯,所以……一边做着那样的妄想,一边自慰的」

「『呵呵。祈里小姐,总是用我当素材呢』」
「是的。我一直想着空小姐,在自慰……」

「『这样啊。真是个变态呢。祈里小姐』」
「是的。我是,变态……」

变态。这个词很贴切。我认同了空小姐的话。

「『祈里小姐。想被我侵犯吗?』」
「哈、唔!?」

侵犯。光是这个词,心就被碾碎了。好舒服。高潮了。仅凭想象,仅凭话语。

「是、的。想被空小姐侵犯……」

「『是吗。但是真的可以吗?我可是暗面的退魔师。是叶音小姐那边的人哦』」
「暗、面、退魔师……?」

暗面退魔师。空小姐的话,无法理解。不,大概能明白。退魔师、妖魔之类的词,我好像知道……但到底是谁在哪里听到的,却想不起来。

是母亲吗。还是师父大人……不,是愿音姐姐教我的吗。

不对。我好像就是那个所谓的退魔师……

「『祈里小姐』」
「在」

被呼唤名字。仅此而已,脑中拼凑起来的东西就烟消云散。退魔师什么的,是不是那样都无所谓了。连思考都觉得多余。光凭空小姐的话语,我的心就被支配了。

「『我用爱之箭贯穿了祈里小姐的心哦。还记得吗?』」
「啊、呜」

回想起来,试着回想,胸口一阵刺痛。令人舒适的粉色疼痛。光是想念就心跳加速的对象,此刻就在眼前。

空小姐用指尖在我的胸口画着圈圈。明明没有碰到什么实体,仅此而已身体就越来越兴奋了。

「『但是,那样好像还不太够呢』」
「不够……」

心跳加速,胸口深处痛苦不堪。空小姐话语的含义,连一半都无法理解。

我就这样浑身酥软地继续听着。

「『毕竟喜欢我和继续做退魔师是可以并存的嘛。所以,用来支配祈里小姐的,实际上只有作为人偶的妖魔。光那样的话,被翻盘的可能性还是很大呢』」
「妖、魔……」

那是什么来着。那个。

「『所以,必须从里外两面彻底涂改才行。叶音小姐是这么想的哦』」

就在这时,学校的铃声响了。预备铃。提醒马上就要上课的钟声。

我放空着脑袋茫然地听着铃声,空小姐温柔地亲吻了我的嘴唇。身体猛地一颤,脑袋变得更加空空如也。

「好了,去学生指导室吧。祈里小姐」
「学生、指导室……?」

为什么要去那种地方。我一头雾水,空小姐却开心地抚摸着我的头。

「反正课也不用上了,去那里好好受教吧。祈里小姐今后的人生,要好好聊聊哦」

「人生……?学生指导室,有什么……」

我勉强动了动沉重的下巴提出疑问。空小姐笑了。像是知道接下来会发生什么似的。
空先生握着我的手说,要带我去。我被牵着一同走出教室。要去哪里呢,很远的地方。感觉正被拉往一个再也回不去的地方。预感到可能再也回不来了。

三者面谈 ( ・・・・)哦。因为愿音小姐和叶音大人,在那边等着呢。

但这份预感中,也夹杂着无可抑制的兴奋。甚至觉得,这是种难以忍受的期待。
啊啊。我,早已是这样的我了。


“那么,愿音小姐,祈里小姐。请坐到那边的沙发上。”
“好的,叶音大人。”
“我、明白了……”

三人座的沙发有两张,中间隔着一张木制桌子。我在其中一张沙发上与愿音姐姐一起坐下,仰望着那位宛如白狐般的女子。白天宫叶音,小姐。感觉像是初次见面。不,在宅邸里应该见过。
……宅邸里。那是多久以前的事了?记忆太遥远,回想不起来。仅仅是试图回想,脑海里就变得一片空白。

“劳烦您前来,实在抱歉,祈里小姐。今天想和祈里小姐尊敬的愿音小姐一起,思考一下祈里小姐的将来。”
“将来……?”

是什么将来呢。某种无可奈何的不安,同时伴随着对巨大失落的期待。预感到属于自己的某样东西将被夺走,我却感到兴奋。

“是的,祈里小姐。祈里小姐至今为止,从我这里学到了许多退魔术、战斗方法以及身为退魔师的心得,对吧?”
“退、魔……”

仔细想想,似乎确实有这么回事。从幼年起,我就从愿音姐姐那里学习了作为退魔师的各种技艺和思维方式。只有这部分记忆,是存在的。
虽然存在,但也仅此而已。就像盯着抽屉里放着的一块不知何时捡来的石头,心情有些恍惚。

“请将这些,全部还给愿音小姐。”
“还、给……?”

无法理解这句话。头脑昏昏沉沉。却感到舒适,幸福。
内心深处,能感觉到有人在敲响警钟。但对更多快感的期待,让我的身体颤抖起来。

“我教给祈里小姐的许多事情。祝音……你母亲教给祈里小姐的事情。全部都让你忘记哦。”
“作为交换,会给你最喜欢的东西。给你快感。让你的人生,沉浸在融化般的回忆里。这样,你能接受吗,祈里小姐?”
“啊、啊……好的。”

在无法理解的情况下就点头了。为什么呢,感觉不能违背叶音大人的话。
人偶。在我试图思考的脑海中,又浮现出那个词。那个代表我本质的词。紧接着,思绪便消失了,我用空荡荡的脑袋再次聆听二位的声音。

“但是,那个……”

然而,未经思考就脱口而出的话语却是“但是”。没有找到拒绝的理由。也感觉到不能违抗对方。尽管如此,我却在试图逃避。试图进行最后的抵抗。
但是――――――。

咔嚓。

“咦?”

一条项圈套在了我的脖子上。这是『如释重负之环』。能封印灵力,同时将内心深处之物引出的道具。以前,曾有个可疑的咒具商人给我看过。
戴上这个,我就无法控制灵力了。同时,我内心深处那个真实的自我,也应该会浮现在意识层面。
本应如此的,但是――――――。

“『祈里小姐』”

“呼、啊……”

又是那个。使用思念通话时的低语。仅仅是这样,就足以将我试图浮出表面的自我立刻抹去。
而且,还不止如此。

“『祈里小姐』”

“啊呜――――――”

另一侧。沙发上,将我夹在中间的两侧低语。愿音姐姐和叶音大人。柔和而温柔的、我最喜欢的大姐姐的声音,以及仅仅是低语就仿佛在玩弄我般的、甜腻的叶音大人的声音。那声音同时从两侧传来,将我融化、摧毁。

“『祈里小姐从此要舍弃退魔师的人生了哦』”
“『祈里小姐从此要获得普通女孩的人生了』”
“啊、啊呜…………”

脑袋里天旋地转。被低语着向左拉扯,又被低语着向右拉扯。像节拍器一样摇晃着,咯噔、咯噔,我将愿音姐姐和叶音大人的话语刻入心中。

“『但是祈里小姐从叶音大人的白色宅邸里逃出来了』”
“『还试图反抗我』”
“『所以,也要接受稍微严厉一点的惩罚哦』”
“『让你忘记骄傲』”
“『让你粉碎尊严』”
“『让你再也无法』”
“『回去』”
“『让你不再是以前的祈里小姐』”
“『让你成为全新的祈里小姐』”

――――――这样好吗?

“呃、啊……啊呜…………好的”

勉强回应。明明应该抵抗、抵抗才行,但此刻的我只能表示肯定。只能做到这样。
而且,是什么来着。抵抗、该做什么来着。要怎么做才对呢。

“『那么,忘记吧。我教你的术。退魔师的戒律。退魔师的觉悟。全部全部都忘记吧』”
“『回想起来祈里小姐。你从小向愿音小姐学习的事。从愿音小姐那里学习战斗方式的事』”
“『那是』”
“『什么呢?』”
“那是――――――”

世界天旋地转之中,我思考着。姐姐教给我的事。我珍视的事。
那是,■■■■■。为了打倒■■■,每天修行,为了大家每天■■■■■……呃,然后……

“『不对哦』”
“呜啊……”
“『不对。你从空小姐那里,已经听说了吧?祈里小姐从小努力到大的事。确认过了吧?』”
“『你明白的吧,祈里小姐。你最喜欢、最喜欢,喜欢得不得了的事』”
“『那是……』”
“那是――――――”

思考,如同黏土般被揉捏重塑。不,不仅仅是思考。是我的经历,正变成别人的经历。学到的东西正在消失。
心被抛入极彩色的漩涡中,融化,变得模糊不清。然后,找到了一个可以回答的答案,我轻声低语。

“什、么……?”

听到我的回答,叶音大人笑了。听到我的回答,愿音姐姐笑了。
满足地,愉快地,嘲弄般地。两人将我夹在中间笑着。
“『对呀。好好教过你了对吧?抚摸哪里会舒服』”
“『怎样才能更兴奋。你学过的吧,祈里小姐?』”
“是、的……”

是的。我从小努力到大的事。那就是自慰,自慰。
为了变得舒服而活着。只想做那件事而活着。舍弃其他一切而活着。

“『祈里小姐喜欢被抚摸乳头对吧?』”
“呜啊……是、的。喜欢,好喜欢……”

隔着制服,左乳头被抚摸。那感觉如同没有衣物阻隔般舒适,我后仰着身子,接受着给予的快感。

“『祈里小姐被教过乳头的舒服之处。所以,作为交换,关于灵子转装的使用方法,就请你忘记记忆吧』”
“呜诶……?”

右乳头被叶音大人玩弄。于是,如同黑板上的字被擦去一样,我脑海中的东西消失了。
灵子转装。让我变成退魔姿态的术,用于讨伐妖魔的术。使用那个术的话,就、能……

咦……?灵子、转装。是什么来着。

“『耳朵。祈里小姐也喜欢被声音侵犯呢』”
“呀!”

愿音大人的声音打断了我的思绪。原本有什么的。但是,已经想不起来了。
连那片残影,也消失在了某处。

“『祈里小姐喜欢一边听着某人的声音一边自慰呢』”
“啊、呜……喜欢。喜欢,的……”
“『也喜欢催眠录音。被侵犯到心里,仅仅用声音、声音就让你舒服。喜欢的吧?』”
“是的,喜欢。喜欢,的……”
“『呵呵。祈里小姐,最喜欢谁的声音呢?果然还是空小姐?或者是愿音小姐?妹妹小姐或者其他朋友之类的?’”
“啊……啊啊……”

自慰。隔着一扇拉门自慰的“回忆”浮现了。我一直都是这样做的。
喜欢一边听着某人的声音,一边自慰。声音,我最喜欢的声音。空小姐的声音,燈里和琉里的声音,或者是叶音大人的声音,都很喜欢。但是,我最喜欢的声音是……

“愿音、姐姐……我一直、用姐姐的声音、自慰着……”

我的回答让愿音姐姐一瞬间惊讶。但立刻又恢复了温和的笑容,一边触碰我的乳头,一边对着我的耳朵吹气。
“咿呀呜……!”
“『我本以为你会说出空小姐的名字呢。原来你这么喜欢我,真开心啊。祈里小姐』”
“『确实,愿音小姐的声音让人想起洞窟深处美丽的冰,是个美妙的声音呢。但是,稍微有点嫉妒呢。不愧是愿音小姐,虽然也可以这么说就是了』”
“啊……啊呜……”

比刚才更近距离的耳语,让我的头脑快要坏掉了。故意将嘴唇贴在耳朵上低语。黏糊糊的,脑子里的东西正在崩塌。

“『对,祈里小姐知道一边听着别人的声音自慰会很舒服。因为是我教你的』”
“『所以你从来没有学习过作为退魔师与妖魔战斗的方法。那种记忆,从一开始就是不存在的。对吧?’”
“啊――――――”

如同沙堡般,记忆正在崩塌。我的记忆在消失。经历在消失。人生,在崩坏。
师训。教诲。戒律。我的战斗记忆,在消失。战斗方式,是什么样的来着。使用什么样的武器来着。我的手指,明明只是为了自慰才存在的。

名■。那个名字也消失了。感觉曾是某种重要的东西。被愿音姐姐,被叶音大人,呼地一声吹散了。

“『看吧,祈里小姐。既然好好教过你了,就别只让我们伺候,动动手指啊』”
“『自己安慰自己才是自慰。这不过是单纯的侍奉不是吗?请自己好好动起来』”
“是、的。叶音大人――――――”

听着二位的话语,我把手伸进裙子里。咕啾咕啾地,如同瓦解自身、破坏自身般移动着手指。好舒服。脑袋昏昏沉沉的舒适感。表情不断放松,自然地流出了口水。好舒服。这让我切实感受到,这就是我的人生。

“『接下来,要捏哪里才会舒服呢?教过你怎么触碰阴蒂了吧?』”
“『最舒服的地方。所以,要忘记最重要的东西。把重要的东西抹去吧』”

消失了。退魔师的骄傲消失了。强烈的信念消失了。

“『祈里小姐喜欢在有人的地方,不被发现地自慰对吧?教过你自慰时,情境也很重要对吧?’”
“『所以,忘记吧。退魔师的敌人。妖魔的事都忘记吧。那些并不是我们应当承担的责任。忘记退魔师的责任吧』”

消失了。不知为何,身体和心情都变得轻松,表情自然地也变得放纵了。因为舒服而松了口气,我一边微微笑着,一边继续自慰。

“『空小姐。一边想着喜欢的人一边自慰,很开心吧?’”
「『退魔师有什么规矩。必须做什么事,为什么存在。忘掉退魔师的机制吧。把一切都忘掉,一切都忘掉』」

消失了。只剩下话语,其意义和理由都不明白。只是用手指不断进入我的体内,越来越深,越来越深,相信那最深处才是真正的我,我如此安慰着自己。

「『祈里酱。你最喜欢自慰了吧。我可是告诉过你这件事的哦』」

「『所以忘掉吧。祈里酱,把一切都忘掉吧』」

在耳语中,耳朵被侵犯。在两人的手中,心被侵犯。在我的手指中,身体被侵犯。全部全部,都变得舒服。

已经,没有回去的理由了。回去。这个词语不太明白。我从一开始就是这样的。我从一开始就是这样的。

我,我——。

「『忘掉吧,祈里酱』」

「『你从一开始,就不是什么退魔师』」

「咿啊——!!!!」

两人同时将同样的话语,从两侧的耳朵低语进来。这与我手指的动作联动,化作最强烈的快感,将我的心弹飞。

消失。快感强烈到我仿佛消失了。飞着,飞着,不再落下。在持续上升的感觉中,我如同被电击的鱼一般,被夹在叶音大人和愿音姐姐之间不停颤抖。滋滋,哆嗦。无比的,舒服。

喜欢。最喜欢。甚至觉得想为了这个而活。想被空欺负。想被愿音姐姐欺负。想被叶音欺负。一边回忆着这些一边自慰。这才是我的人生,这才是我的骄傲,我如此确信。

麻痹,飞走,消失。在意识逐渐模糊的过程中,我感觉到项圈被摘下的感觉。但什么都没有改变。既有“为什么突然这样”的心情,也有“无所谓了”的心情,两种情绪同时存在。

消失了。我消失了。舒服到那个程度。

「那么祈里酱。现在,你明白该走的路了吧。」

「怎么做祈里酱才能最幸福。你明白了吧。」

被温柔地抚摸着。两人温暖的手。被温柔对待,真好。虽然不能对人说,但我喜欢撒娇。喜欢的同时,这样也会让人想自慰。也让人变得想要舒服。

甜蜜的幸福。没有一丝不幸的梦境中,我缓缓坠入黑暗。最后聆听着叶音大人的话语,向更深更深的地方沉去。被无可救药的幸福所包裹。

「神宫路祈里。你该走的路是——」

我,向着无底深渊的最底处。咕咚,咕咚地……坠落下去。


「欢迎回来,祈里。怎么样?」

「是。感觉仿佛重生一般,神清气爽。」

与叶音大人的三人面谈结束后,回到教室已是第二节课之后。我径直走向空,传达我的感想。因为空是我的恋人,是唯一知道我兴趣的人。知道我以偷偷在各种地方自慰为生存意义的人。

看到我如此幸福,空似乎也很高兴。她一边说“太好了”一边抚摸着我的头。啊,好喜欢空,喜欢到无法自拔。仅仅是触碰头皮,就感觉大脑被侵犯了一样。

「那么,祈里确实想起来了呢。祈里是以自慰为生的人这件事。」

「是、是的。请您让我好好想起来了……」

眼尾微微垂下。空的手太舒服了,真想就这样在教室里开始自慰。当然我不会这么做。毕竟偷偷摸摸地做更舒服嘛。

「那么,另一个方面呢?想起来了吗?」

「另一个方面?」

舒服到连思考问题内容都觉得麻烦。一边这样想,一边假装在裙摆上揉搓股间。内裤已经扔掉了。为了随时能舒服,随时能被欺负。

真想就这样接吻,翘掉课,去空教室让他侵犯。就在这样想的瞬间……。

「『催眠人偶祈里』,醒来吧。」

「——是,空大人。催眠人偶祈里,苏醒。」

身体猛地一震,我回想起自己。神宫路祈里,有两张秘密的面孔。一个是沉溺于自慰快感的享乐狂,另一个是作为人偶的姿态。

为了让更舒服,被叶音大人与名为“妖魔”的存在融合后的存在。那就是我。所以平时是比普通人更享受自慰的存在,但在必要时,作为“人偶”的自己被唤醒,成为服务于叶音大人和空大人的工具。这就是神宫路祈里,也是神宫路祈里的生存方式。

「人偶。关于叶音大人新制作的人偶素体,听说了吗?」

「是,空大人。听说一条结衣、早乙女沙罗是名为‘泰玛希’的存在。下一具人偶,就是那两人。」

「除此之外呢?」

「听说要从都内剩余的几名泰玛希入手。最近,叶音大人似乎已经击败了‘最强的泰玛希’,如今那个存在不在了,可以说障碍已不复存在。」

「似乎是这样呢。只要完成这些,一直努力的退魔师们就能安全生活的世界就能实现吧。也会让祈里多多工作的哦。」

「遵命,空大人。」

恭敬地低下头。作为人偶的我没有意志。据说这样做是为了在变回人类时,对快感的渴求会更加强烈。因此作为人类的我将身体卖给了人偶,我听说过。虽然现在的我对此无所谓。

空大人温柔地抚摸我的脸颊。一阵战栗的快感窜过脊背。即使是人类,神宫路祈里也是个沉迷自慰的变态。所以只要被空大人触碰就会兴奋。作为人偶的我,也不讨厌这种感觉。

「那么,努力吧。为了美好的世界,把退魔师全部破坏掉。」

「是,空大人。一切都是为了主人。」

毕竟如此舒服。没有一丝不安,没有不幸的世界。那么这样就好,我如此想着。

这样活下去的人偶的我,才是真正的我。由衷地,感受到了这一点。

…………。

「愿音,稍微借一下你的膝盖可以吗?」

「是,叶音大人。如果我的膝盖可以的话,很荣幸。」

白色洋馆中,只有叶音和愿音两人。在白色床上,愿音的膝盖上,叶音正闭着眼躺着。虽然有些疲惫,但在享受愿音大腿的触感中,那份疲惫似乎也转变成了幸福。

「真好啊,自慰。看着祈里酱失控的样子,连我都兴奋起来了呢。」

「是。祈里酱失控到那种程度,连我也感到一阵战栗。无法再使用作为退魔师的神宫路祈里,虽然有些可惜。」

「没关系哦。因为有愿音在呢。愿音会一辈子为我合作的,对吧?」

「是,叶音大人。」

愿音微笑着说道。向膝上的主人,温柔地微笑。

「我将我的一生,全部献给您。为此性命与心灵都在所不惜。」

「……傻瓜。没说要你献出性命。要一直陪着我,这才是我最大的命令。明白吗?」

「对不起。……是,遵命,叶音大人。」

愿音的额头被轻轻推了回去。叶音满足地,透过薄薄的眼皮注视着愿音。

叶音对退魔师进行洗脑,全是为了这段时间。只是想这样待着,连这般普通的时光都要夺走的退魔师无法饶恕,所以她才与退魔师为敌。

只是为了愿音。为此,她做好了与所有退魔师为敌的觉悟。因为那就是白天宫叶音这个女人。

「但是妖魔并未消失,所以也无法改变所有退魔师的意识。还有事情要做。所以愿音,还要再稍微工作一下哦。」

「是,叶音大人。无论发生什么,我都会陪伴左右。」

无风无雨。只有寂静的时间在两人之间流淌。空着的手向前伸出,叶音凝视着远方。愿音轻轻握住了那只手。

冰冷,纤细的手指。争论过手冷的人心更温暖之类的话,回忆了起来。那是已经遥远,再也回不去的回忆。但连那也是做好觉悟的。因为叶音相信,这里有幸福。

「是的,一直在一起。无论发生什么,这都是绝对的约定哦,愿音。」

愿望实现了。在纯白的空间,纯白的房间里,只有两人在此。

即使祈祷无法传达,即使有无法挽回的事物,那也没关系。因为一直以来,想要的只有这里的事物,这里的人。

白天宫叶音,只是为了神宫路愿音而活。


按照自己的方式,再一次选择道路[jump:1]


「咦,祈里?不是在和叶音工作吗?」

「抱歉,七海。工作我辞了。我觉得叶音所说的事,并不适合我。」

白色的空间。刚刚经过的白色门扉关闭,然后消失了。这个洋馆的每个房间似乎都是一个小结界。叶音现在大概在和师傅玩耍吧,暂时不会回来。追踪着七海的灵力,在没被叶音发现的情况下到达了这里。目前还算顺利。

左手触碰刀柄,右手轻轻握住刀鞘。回过神来,右手已从胯间拔出。胸口那灼热的疼痛,至今依旧。我的架势让七海的目光稍微锐利起来。她似乎重新理解了我的状况。

「……这样啊。恋情,冷却了吗?」

「并不是那样,但我的决断不会改变。即拒绝七海的邀请。」

「嗯……嘛,也好。祈里总是这样嘛。从来没有优先考虑过我的事。」

「对不起。」

对此我诚恳地道歉。确实权衡时,我总是选择作为退魔师的自己。这一点无法否认。因为无论如何辩解都是事实。

与七海相距约十米。虽说七海是刚成为里退魔师,但也不是能放松警惕的距离。七海从腰间拔出一把刀,同时另一把刀也被拔出,两把合成一把弓形的武器。里退魔师·七海空的爱弓。

「叶音大人告诉我,绝对赢不了祈里,所以不要正面交锋。」

「胜负不试试是不会知道的。至少我并非确信一定能赢七海才站在这里。」

「嗯?有什么不安要素吗?」

「有。」

本想保持表情不变。但预感到“会被骂吧”,不知为何脸颊稍微发热了。对自己要说的话感到温暖,不由得微微笑了。

「那就是我喜欢七海这件事。」

「——」

因成长环境,我并非普通学生。连在同一家长大的妹妹灯里都说“姐姐您是天然吧”,琉里则安慰说“没关系,我也读不懂气氛”。虽然感觉那不算安慰。

连这样的我也明白。七海现在,非常生气这件事。

「那么……如果喜欢我的话。就来我身边吧。退魔师,不做了吧。」
「我办不到。身为退魔师这件事,对我来说同样很重要。」
「……就算那样。就算那样,你也没告诉我啊。退魔师的事,还有家里的事。」
「对不起。」
「退魔师的事就那么重要吗!?明明是那么……什么都算不上的事……真是的,神宫路先生总是这样。一直都是这样。到头来,神宫路先生你……!」
一股令人皮肤发麻的妖风刮过。是妖魔的气息,是叶音小姐的气息,还是这就是七海小姐的真心?
我终究无法明白。所以我决定对眼前的朋友,只讲述我憧憬的事。讲述我所追求的,关于心愿的事。

「放弃成为退魔师,是师父的愿望。」
「――――――诶?」

那是什么时候的事了呢。难得一次,师父忘了使用退魔术就喝得酩酊大醉,趴在桌上,寂寞地讲起了往事。第二天她宿醉,有气无力地喊着「水,水」,那副样子我记忆犹新。现在我明白了。那是关于愿音姐姐和叶音小姐的事。
「她说过退魔师什么的最没用了。那种得不到任何人感谢的帮手,她最讨厌了。所以师父和重要的挚友一起制定了放弃退魔师的计划。」
「…………」
「可是,据说行不通。退魔师的世界不可能放走优秀的人才,只能在重要的人和退魔师之道之间做出选择……」
「她选择了退魔师之道。」
空气变得冰冷。像暴雨将至,像有人即将落泪。冰冷刺骨,肌肤都要冻结。
但是――――――。

「不 ( ・・・)」

但是,正因为如此,才能感受到温暖。才能知晓自己的温度。
就像只有在夜晚才能发现月亮,在冰冷的世界里能发现你。才能明白守护世界的意义。
「师父选择了重要的人。为了所爱之人,师父斩断了退魔师的世界。」
「诶,可是……不对啊。愿音小姐现在不还是神宫路先生的师父吗?那样的话……」
「什么退魔师之道,那种选项早就……在爱面前败北了。这是从那之后延续的故事。」
我将刀鞘换到左腰佩戴,同时将灵力注入刀中。我能感受到与之对抗的浑浊暗流。强烈地感受到自己体内那属于妖魔的气息。
人偶妖魔。叶音小姐称之为「很相配」。说真的,这简直是大错特错。我才没那么聪明。我不是谁的提线木偶,没有那些不切实际的愿望。我更加卑劣,欲望深重,做着超出自身能力的梦。是个再普通不过的人了。

「师父曾说过。让我不要成为她那样的人。所以我……」
「因此,遵从了。神宫路先生……作为退魔师活下去吗?」
我摇了摇头。带着坚定的意志,清晰明确地。
「不,我要反抗。我也要追求我自己的愿望。因为那样选择了道路的师父,我非常尊敬。」
圆之退魔师。通过画圆,让某种事物完结来发挥力量的,神宫路血脉的力量。用从师父那里学来的这份力量,用从母亲那里继承来的这份力量。
我要将我的――――――祈愿,画上句点。

「我将踏上师父未尽的旅途。想要的东西一样也不会放弃。退魔师的道路,重要的地方,世界。还有你也是。」
我的话让七海小姐咬紧了下唇。至少那副表情,是我熟悉的七海小姐。是往常的你。
「……是吗。那就试试看吧。我也不会放弃我的。我会执行叶音大人的命令,把退魔师什么的搅得天翻地覆,回到学校像往常一样快乐地过日子,这些我都不会放弃。关于你的事,我也不会放弃。」
第三把刀出鞘。她将刀搭在手上,如同弓箭般摆好架势。姿态优美得让人在如此时刻都忍不住看呆了。
她曾说过从中学起就没换过社团活动。虽然她说并不是认真在练,但这也太谦虚了。那里有一朵若不积累便无法绽放的花。
我也摆好架势。因为一切肯定会在一击之内结束。将至今为止的一切都注入刀中。

祈愿,是向着远方祈请所愿世界的举止。祈愿,是确认所望世界存在的行为。是确定伸手方向的举动。
我想要完成退魔师的使命。不想发生任何悲伤的事。如果这样的自己能派上用场,我愿意欣然献出此身。我喜欢学校。喜欢家人。喜欢朋友。喜欢燈里、琉里、一条小姐、早乙女小姐。喜欢师父,还有师父所珍视的人。也喜欢叶音小姐。大家都最喜欢了。希望大家都得到幸福。
所以我祈愿。向着远方祈愿。祈愿这个愿望能够实现。

以自身的灵力,结合对方的妖力画圆,将其化作一场舞。如果我所祈愿之物存在于这个世界,如果那是我能掌握的东西,那么我必抵达彼处。
这是我唯一的术。这是我唯一的心意。

名为神宫路祈里流「祈雨 ( いのりあめ)」。这是一个渺小人类的祈愿,祈愿着你也能如此相信。


白色的空间划过一道裂痕。如同花瓣散落般世界碎裂,一位少女现身其中。
花之退魔师·神宫路祈里。是白天宫叶音最为恐惧的存在,也是退魔师作为象征而认定的敌人。

「哎呀哎呀。作为敲门来说未免太粗鲁了。祈里酱,你意外地没规矩呢?」
「祈里,酱……」
白色碎裂,其后是绚烂多彩的漩涡世界。如同玻璃散落般世界破碎,在纷飞碎片中站立着两人。神宫路祈里,与白天宫叶音。而在她身旁,身着黑色礼服的神宫路愿音正怯生生地紧抱着叶音的手臂。
「没事的。」叶音轻轻将愿音推到身后,凝视着祈里的瞳孔。在樱色之中,是白色的百合。似乎使用了某种自己不知道的术。与其说是惊讶,不如说是无奈。明明从这里逃跑时布下了陷阱,她却还是鲁莽地冲了进来。叶音原以为祈里是会更重视退魔师生存方式的人。
是愚蠢呢,还是……

「叶音小姐,我只说一次。请立刻放弃并投降。我不会把你怎么样的。」
「我已经放弃那样做了。……空小姐怎么了?途中你们应该遇到了吧?」
「…………」
「这样啊。虽然我觉得即使空小姐处于不利境地也不会输,但没想到她会干脆利落地赢了。还以为她会再犹豫一下呢。」
叶音在手中唤出神乐铃,轻轻摇响。再次摇响数次后,约十只白色的妖魔仿佛从叶音背后的空间漏出般出现。应该是被叶音的术变成眷属的妖魔。祈里将警戒提到最高,紧握住纳刀状态下的刀柄。她缓缓移动脚步,横向挪动着。

「勉强自己不好。你的体内还留着属于我的眷属——‘人偶妖魔’。虽然你用退魔师的力量压制住了,但仅仅是面对我,应该也需要相当大的气势和灵力。反过来我也说一次。现在的话我会放你走,从这座宅邸逃出去,回家吧,祈里酱。」
「恕我拒绝。无论你抱着怎样的思想,以怎样的正义行事。我也没打算放弃愿音姐姐。」
「…………是吗」

虽然佩服她是个正直的孩子,但同时也在心里咂了咂嘴。如果她从这座宅邸逃出去,之前在人偶妖魔身上设置的术式就会发动。那是只通过本人选择才能发动的洗脑术,说得上是祈里逃跑时的保险。只要这术发动,无论祈里有多强,都应该能将她堕落到无法挽回的地步。
可是算错了。关于神宫路祈里,愿音说过很多次。也从空那里听说了特征,在现代退魔师中几乎无人不晓。所以我觉得,如果是她,身为退魔师象征的她,在得知我消失时,如果洗脑被解开了,一定会为了重整态势而先从宅邸脱身。我以为她会做出符合退魔师作风的冷静行动。

「嘛,仔细想想也是当然的。仔细想想,那种像机器一样的孩子,愿音小姐怎么可能看得上。」
「叶音大人……?」
被剥夺了退魔师意识,沦为叶音宠物的神宫路愿音。现在的她连理解现状都做不到。看着她担心地望着我和祈里的样子,叶音说了句「退后」,再次把愿音推到身后,为了不让她受伤而布下了小小的结界。

「你被我玩弄了心智,又被愿音小姐强行修复,还和空小姐战斗过才来到这里。已经到极限了吧。一碰就倒的身体,既然您希望,我就干脆地了结您吧。」
「‘极限是有的。但决定极限的不是自己。’这是我师父的教诲。所以我会战斗到底。」
「真像你会说的话呢,那种蠢话。……不过,那种地方我也喜欢。」
「是的。正是那种地方,让我尊敬。」
她微微一笑,闭上眼睛一瞬间。随即随着妖力的解放睁开双眼。如同横向施加的重力般,祈里的身体被向后压迫。
但她没有屈服。也没有退缩。正如叶音所说,祈里的身体早已破败不堪。但她没有认输的心思。心中哪怕只有一朵小小的花,仅凭如此,她就觉得无论面对谁都能战斗。

「无论你有多强。我也不会输给退魔师哦,祈里酱。」
「不,我会赢。我不会输。因为这是我向自己许下的愿望。这是我向自己,发出的祈愿。」

祈里背后的空间啪地裂开了。宅邸内的结界开始崩塌。房间与房间之间的连接也变得模糊。似乎能看到远处的入口,向右看又看到了三楼的窗户。一切都在崩坏,用不了多久就会变回废墟吧。
但决出胜负,一定会比那更快。如同花瓣散落般结束。

祈里的重心移动了。下一瞬间,位于最前方的两只妖魔的身体被一刀两断。
「流水·神鹰」。将灵力向前方流出,让刀如同乘着水流般顺势切入敌人要害的退魔师技艺。如同套路演武的范本般,退魔师少女以优美的动作斩断了妖魔。赞叹的余地都没有,回转的刀便将第三只妖魔斩成两段。如同舞蹈般美丽,少女不断减少着妖魔的数量。

「嘿!」
摇响神乐铃,将狐狸形状的灵力块砸向祈里。同时在她躲避的两侧配置妖魔,封死了逃跑的路线。同时从次元缝隙中取出刀。那是将妖魔变成武器的东西。如果用这把妖刀施展退魔术,即使是神宫路祈里也绝无可能承受。而且祭出这妖刀,也有将她的意识吸引到这边来的意图。一旦产生犹豫,就会碎败收场。她是这么想的。
然而,祈里的舞蹈没有停止。

「『淡雪』」
啪叽,一声仿佛弹开般的声音响起,祈里的刀收回了右腰的刀鞘。同时空间扩张,随即收缩。同时,试图击碎祈里的两只妖魔身体膨胀,继而炸裂。碎裂的身体如同淡淡的雪花。化作美丽的尘埃消散。
通过纳刀使妖力逆流从而粉碎妖魔身体的退魔术。同时,周围数只妖魔的妖力控制变得困难起来。

「『紫炎』――――――」
「唔……!」
拔刀与纳刀。那是在眨眼之间完成的。本应贯穿妖魔身体的刀,再次被拔出,然后收纳。
「紫炎」。将从拔刀到纳刀的圆弧动作在一瞬间完成,将对手连同妖力根源一起斩断的技艺。而且,一瞬间施展了两次。身处战局之中,叶音仍因祈里过人才能而感到战栗。这种「紫炎」本是扇子或剪刀这类易于操控的道具才能施展的技艺,通常情况下,用刀这类不易操控的道具做出「打开、闭合」的动作本身就已十分困难。更何况还要同时控制灵力。
然而,她却轻易地做到了。叶音曾对神宫路愿音的才能怀有敬意,但祈里的才能已近乎恐怖。

「竟然能同时释放两次紫炎……!这简直是荒唐到连名字都叫不出来的伎俩。祈里……ッ桑!!」
「呜…………!」
妖刀·夜啼鸦 ( よなきがらす)。她挥动漆黑的刀刃纵向劈砍,空间本身应声裂开。两人距离尚有五米。因此祈里并未因此受到直接伤害。但溢散的妖力刺激了祈里体内人偶的妖魔。
想要屈服于叶音的心,想要服从的情感,想要跪下的欲望如潮水般涌来。她用所剩无几的灵力压制,但残余的妖魔已近在咫尺。在叶音眼中,祈里似乎已无路可逃。不,即便躲过这一击,那方向的维度也会被撕裂。被突然出现的『世界之壁』阻隔,祈里将落入妖魔之手。
——本该如此。

「『祈雨』」

这是叶音未曾知晓的术式名称。她知道祈里并非虚张声势之辈。那么这或许真是自己不了解的术式吧,叶音这样想。愿音不使用的、神宫路家不使用的退魔术。那这一定是只属于祈里的原创术式。唯有神宫路祈里才能施展的退魔术。

「――――――」
一声细微的惊呼从叶音喉间漏出。与此同时,残留的所有妖魔如雨滴般迸溅消散。未曾触碰,未曾斩击。仅妖魔的身躯便碎裂四散。能在瞬间理解其原理的叶音,也绝非凡人。
将对手的妖力引向自身,将自己的灵力注入对方,构成一个完整的『圆』。躲避的动作本身即为舞蹈,躲避的动作本身即为圆环。将妖力与灵力灌注于双方身体,流转,环绕一周。以此将舞蹈所裹挟的妖魔尽数祓除的退魔术。
这不可能。即便预先告知行动,对叶音而言也是尝试十次能成功一次就算幸运。而祈里竟在实战中,对意图不明的对手施展成功。真是怪物啊,她如此想到。

「但是!!」
「……!」
妖刀挥出裂开维度,祈里被拉近的同时,另一只手摇响神乐铃。并非攻击。而是为了再次刺激祈里体内人偶的妖魔,令其屈服。更是为了以妖刀·夜啼鸦之力,将祈里的心染上妖魔的颜色。铃音令祈里的动作迟滞。这次绝无躲避可能,叶音如此断定。
那个名为『祈雨』的术式,似乎是预备舞蹈越长越能发挥威力的术式。而那舞蹈从战斗开始便一直持续。紫炎、淡雪、流水,所有击败妖魔的动作都只是祈雨的预备步骤。下一击将是最强的,因此她决意用这一击结束一切。
挥刀斩下的瞬间,她以为到此为止了。一切将在此终结,她如此理解。在铃音刺激下,被人偶的妖魔逐渐支配,祈里的眼眸开始浑浊。

今次必是无法躲避的一击。叶音如此想着。
妖刀·夜啼鸦直指祈里心脏。并非为了伤害身体,而是为了折断其心。那道光芒笔直地,朝那个位置而去。


「我早就想说了。神宫路小姐其实挺任性 ( ワガママ)的呢。」
「诶?」

一株巨大的山茶树静静伫立的纯白空间。脚下偶尔流过的小溪上,山茶花瓣悄然飘落,顺流而去。在这繁花世界中,我与七海小姐并肩抱膝而坐,望着溪流。
七海小姐射出的『矢』,在承接着其中蕴含的妖力的同时,我将自身的灵力注入七海小姐体内。此举是为了发动『祈雨』,净化七海小姐体内的全部妖力。更进一步,也是为了解除祈雨所受叶音小姐施术的影响。
对人使用此术,若说能让七海小姐心中的自我意识增强或许更贴切?本应是反其道而行,通过注入对方灵力来夺取控制权以进行净化的术式……不过,现在已无关紧要。对并非退魔师的七海小姐施术,反而可能危害其自身。

问题在于之后。这本质上等同于将我的心注入七海小姐体内。因此,在这七海小姐心灵强化的空间里,我便如同毫无防备、破绽百出地站立着。至此便与退魔师身份无关了。只要七海小姐愿意,她的意念将令我无力抵抗。
在这般充满紧张感的境地下,七海小姐所说的竟是『我任性』。与想象中的全然不同。

「和退魔师身份无关啦。你从不退让自己的主张对吧?被说不行也总会偷偷去做,各种事情。就是那种地方。」
「是这样吗?不,若真如此,我会改正……」
「哎呀,不是说希望你改正啦……只是重新想想,觉得真是个奇怪的人啊。啊,刚才的‘改正’不是希望你改正的‘改正’,是重新思考的‘重新’的意思哦?明白吗?」
「嗯,明白了。不,被您这么一解释,反而有点糊涂了。」
一朵红花如泪滴般坠落,悠悠漂向小溪。艳红的,是七海小姐心中的花。退魔师所用的『灵子转装』是通过绽放心之花来获得与妖魔战斗之力的术式。那朵花的颜色,因人而异。
红山茶。花语是,内敛的卓越。很适合七海小姐,我如此想道。

「退魔师……是从什么时候开始的?」
「从出生时起。至少从被判定有才能之时起,便一直是修炼的日子。当然,教养我成人的父母早已过世。」
「说想一起玩时,大多都是用退魔师身份拒绝的吧?诶,那每周大概要工作几天?」
「若无妖魔出现则完全无需出动……但终究有结界守备、调查潜伏妖魔等事务。有时也会交给妹妹们,但若无不适,大概每天都如此吧。」
「…………」

一脸厌烦的表情正适合此刻的七海小姐看向我。虽从未向普通人解释过退魔师之事,但果然还是有些奇怪吧。这也是师父要求保密的原因。

「说实话,我也明白叶音小姐说的。辞掉比较好哦,那种事……神宫路小姐,真可怜。」
「谢谢。但是……」
「啊,来了!反正就是不打算辞职对吧!?神宫路小姐看似谦虚,关键处全靠‘谢谢’‘但是’来贯彻自己的要求呢!任性得很呢!」
「诶,是这样……吗?」
自己并无太多自觉,真是如此吗?再说这样算任性吗?不明白。

「没错!绝对是任性!想想看吧!现在要是哪位大人物对你说,为了安全从事退魔师工作,必须和妹妹分开生活的话,你会怎么办!?」
「绝对不行。无论如何都要和灯里、琉里一起生活。」
「如果说要你退学呢?」
「最初是师父建议才入学的高中……但会想办法蒙混过关。」
「如果说午饭不吃米饭改吃三明治呢!?」
「说起来您确实提过这种建议呢。短暂为之尚可,但基本不吃白米就使不出全力。」
「说要换新筷子的时候也是!」
「因为现在用的很顺手……」
「那要是说让你辞掉退魔师呢?」
「所以说……」
「『不辞职』?」
「是的。」

正想着会不会挨骂而绷紧神经时,七海小姐却咯咯笑了起来。似乎觉得有趣。似乎很开心。换做旁人任性起来,大概会生气或招人厌,但七海小姐却喜欢包含这些在内的种种。人、世界、形形色色的事物。
才应该让我说呢。七海小姐,也是个怪人。

「……七海小姐。」
「什么?」
明快的声音。毫不在意,不,是能接纳一切的温柔声音。七海小姐式的回应。

「您不在意吗?这里是什么地方,现在发生了什么?」
「啊——说起来现在是什么情况呢。刚才还和神宫路小姐在战斗来着……咦?那时候神宫路小姐做了什么,把我们传送到这里了?」
「是的。不,严格来说并非如此,但大致如此。简单说,是为了将被退魔术染指的七海小姐的思绪恢复原状,才转移到这个空间。」

「嗯——不太明白,不过算了。」

就这样被一句『算了』带过了。这可是倾注我毕生所学的秘术啊。

「因为我不想和神宫路小姐吵架嘛。神宫路小姐也是吧?」
「…………」

吵架。吵架啊。结束叶音小姐退魔师生涯的计划、洗脑、背后的退魔师,对七海小姐而言都只是吵架吗?真是厉害啊,真的。
……不,或许确实如此。我、我们可能只是徒劳地将争端扩大了。明明只是朋友之间的争吵,却为其赋予理由、寻求正当性,才演变成如此大战吧。
将盘坐的腿稍稍伸直,下巴搁在膝盖上。望着眼前飘过的山茶花数秒,我缓缓决定,将心意传达给七海小姐。

「七海小姐。其实我……一直在我们的关系中忍耐着一件事。」
「诶,现在说?不过说也无妨啦。」
咽了咽口水。不看对方的脸,只盯着前方开口。感觉到脸颊微微发热。

「其实一直想……七海小姐,能用您的名字……我想称呼您‘空小姐’。像朋友一样,用名字互称。」
「诶…………」

从余光能察觉她正注视着我的脸。果然,也带着一丝无奈。

「诶,不是让你这么叫了吗?我记得可是相当委婉地拒绝过诶?还蛮受打击的呢?」
「对不起。」

「话说沙罗酱也在用名字,或者说昵称叫我啊。不用在意,直接叫不就好了?」
「……对不起。」

下巴抵在膝上无法低下头,便硬生生垂下去。或许只是想掩饰表情。

「我担心……将来若败给妖魔,从你的世界消失时。一定会因为关系变得太好,而让你悲伤。」
「…………」

「所以总是。总是,总是。无法向你迈出那一步。」

呼吸停滞。屏住的气息,在数秒的积压后倾泻而出。炽热的情感,融化了冰冷的世界。
苦笑着,七海小姐用肩膀轻轻撞了撞我的肩,愉快地说。

「真是多管闲事呢。」
「抱歉。」
「傲慢呢。明明那么胆小又认真。怎么所有事都往坏处想啊。不说退魔师规矩、约玛的事……嗯,那我还算理解?但名字总可以叫吧!谁会为这点事困扰啊!」
「无言以对……」
「我都在拜托你了,照做不就好了嘛。我们是朋友吧。」
「是。对不起。」

鼻腔深处微微发痛。为什么呢。感觉快哭了。是因为对如此美好的人隐瞒了罪恶感,还是七海小姐的温柔渗入了心中。总之胸口深处隐隐作痛。
七海小姐轻轻戳了戳我的脸颊,笑了。总是笑容满面、开朗的人。如同被潺潺溪流治愈心灵,微风拂花般令人心安。只要七海小姐在笑,我便觉得一切都会好起来。

「不过也没办法。神宫路小姐,是想把一切都握在手中的人嘛。学校、退魔师、朋友、使命,全部全部都想称心如意的任性之人。所以才会去想失去时的事啊。」
「七海小姐……」
「说到底就是个赌徒啊。破灭型。过的是要么全输要么全赢的生活,这么说对吧?神宫路小姐,你就是那种小赢一把根本没法满足的类型吧?」

「……这个比喻,我实在有点想抗议。」

风穿过我的心田。七海小姐又笑了,我也跟着笑了起来。

「但我觉得,这样就很好。我觉得能成为你想要的东西的一部分,真是太好了。」

「嗯,我在。我在你珍视的东西里面。……一直,一直都在。」

听到我的回答,七海小姐高兴地猛然站起身。山茶花旋转着,愉快地顺着河流漂去。那里盛开着红色的花朵。

「正因为你是这么任性的人。所以你一定在想吧。愿音的朋友也好,叶音也好。都想靠自己去解决。都想帮助她们,对吧?」

「是的。」

「……我喜欢你。就是你这样的地方。我觉得很美。」

七海小姐伸出手。我犹豫了一瞬,然后紧紧握住了那只手。很温暖。我能感受到生命的温度。

「也让我帮忙吧。一个人不行,两个人就行,对吧?」

「是的。一个人不行。有些事一个人做不到。所以……」

「当然。不管什么事都交给我。作为退魔师,我也挺厉害的哦。让你看看我帅气的一面。」

我被拉着站了起来。与你的距离归零。紧握的手松开,只用指尖轻轻触碰。红色的花瓣与白色的花瓣重合,化作世上独一无二的花朵绚烂盛开。

没有迷茫。能前进,能战斗。因为不是一个人。

「空小姐。请借给我力量。」

「交给我吧,祈里小姐。虽然不知道要做什么,但只要在一起,什么都能做到。」

从相触的指尖,空小姐的灵力流入我体内。我的灵力也流向空小姐的心。两人的心化作一个圆环,变为无限的力量。

在鼻尖几乎相触的距离里,看着空小姐的瞳孔。她果然笑了。能行,做得到。我这样想着闭上了眼睛。天空变得雪白耀眼,然后一切都被吸入其中。

最后,空小姐再一次微笑着说了“没事的”。

「因为我们啊。可是最强无敌的,最好的朋友啊。」


妖刀·夜啼鸦直刺祈里的心脏。那道光,笔直地贯穿了我的右手。

「什——」

理解与困惑同时降临。从右手感受到的灵力让我领悟了一切的冷静思考,与感到这不可能发生的动摇内心。两者同时存在,两者都是我无可置疑的真实。

那一击让握在我右手的夜啼鸦被弹飞到远方。但现在不是动摇的时候。也许再过一秒,祈里小姐的意识就会完全恢复。要给予致命一击,我的姿势不好,而且祈里小姐的身体和心灵本就已破破烂烂。可能只是在拖延时间,也可能很快就会游戏结束。

既然如此,是撤退吗?撤退的话更稳妥……

「…………『退魔师』」

「——」

祈里小姐梦呓般的低语让正要后退的我停住了脚步。不能输。唯独那句话,我绝不能输。

比意识更强烈地,我紧紧握紧了神乐铃。只要摇响注入灵力的铃铛,将注入右手的妖力砸向祈里小姐,刺激她体内的人偶妖魔,一切就会了结。那么,就前进吧。如果有胜算,就由我亲手了结。

「……这就是……你的退魔师」

「那种东西……我岂会输给!」

一秒。仿佛没有尽头般浓郁、感觉比一年还漫长的一瞬间。我挥下了最后的攻击。将右手笔直刺出,如同将爪子刺入祈里小姐的心脏。

祈里小姐一动不动。是动不了,还是不想动?不,都到这一步了,应该没有诈术了。然后……

「神宫路祈里!不许躲避,接下我的攻击!」

命令。向祈里小姐,向她体内的人偶妖魔下达命令。即便未能达到完全支配,也应该有让身体僵硬的效果。

结束了。就算祈里小姐再怎么敏捷,此刻已大幅加速的我的右手更快。一切都来不及了。

所以,所以这一次,就此结束吧。正当我这样想的瞬间。

「这就是」

「呃——」

右手的灵力,划了一个圆。樱色的灵力脱离我的控制,卷成漩涡,流向祈里小姐的……

不对。是红色的。这灵力不是我的。是谁?不,我知道。正因为知道才觉得不可能。这红色的力量,这红色的花,这本不该盛开的花。

「『空』的退魔师」

贯穿我右手的那支“箭”。那朵红花。

那力量是——。

「是七海空的力量。」

本该无法动弹的祈里小姐的身体,转动了。不,是与我的,不,与红色灵力同步,继续跳着未完的舞蹈。

花瓣飞舞。那是无垢的白百合。纯粹、不知猜疑、因此我以为很容易被染色的花。

我并非轻视。只是搞错了。想错了。以为它是白色的,所以没有颜色。以为它没有任何主张。可那朵花,此刻正如此强劲地盛开着。

雨,落了下来。啊,一定是祈祷传达了吧,我这样想着,微微笑了。

『空』。那既是存在,也是虚无。用那力量在我的身体里强行制造出“虚无”,而祈里小姐将其闭合,两人共同完成了“圆”。

通过华丽地撕裂空间,延迟了发现远处用“隐匿之术”隐藏的空小姐。而在与祈里小姐距离拉近的那一刻,为我制造出“虚无”,更进一步用注入箭中的祈里小姐与空小姐的灵力,完成了祈雨。这是若非信任空小姐,若非信任祈里小姐就无法完成的战术。

咔嚓。身后,传来了将刀收入鞘中的声音。她似乎一瞬间斩穿了我的身体。不,是舞穿了吧。樱花色的风,贯穿了我的身体。

「这样啊……」

为什么。为什么我会想利用空小姐呢。明明应该有其他办法。就算要利用,也未必需要是普通人。即便如此,我最终还是选择了空小姐,果然……是因为无法接受吧。身为退魔师却过着普通生活、乐在其中的空小姐,那种幸福。那种幸福,竟然真的存在。

「用『空』的力量,让『圆』的力量闭合。真是想到了好办法。」

「…………嗯。」

开启者与闭合者分开也可以。这样完成的话,两人共同施展的术,会比一人完成的更加高深。

两个人一起做,什么都能做到。啊,的确想过。

想得很深。

…………

『愿音小姐,我想过了。用我的【解】之术将妖魔分解制造空白,然后用愿音小姐的【圆】将其闭合,这样无论什么妖魔都能打败,对吧?是不是很有趣?这个主意!』

『别晃我,酒要洒了。虽然有趣,但那样的话不是必须一起去讨伐妖魔才行吗?那种机会,可不多吧。』

『所以我就是说,一起去吧!虽然愿音小姐很厉害,但也不是每次都能赢的。所以……』

『好好,知道了。那就试试看吧。拜托你了,叶音小姐。』

『你是不是随便应付我?我是认真的哦!啊,刚才的酒已经喝完了吗!?喝太多了!』

『呵呵,有什么关系,心情好嘛。好了,该去下一场了。』

『真是的!愿音小姐你真是————』

说起来,曾经有过那样的愿望啊。有过那样,未能实现的愿望。

「祈里小姐。」

「嗯。」

妖力在体内接连爆裂。灵力紊乱,逐渐失去控制。力量流失,连站立都勉强。连灵子转装也无法维持,我逐渐变回普通人的模样。右手,伴随着血液,散落着红色的花瓣。

为什么,祈里小姐没有服从我的命令。很简单。她遵从的不是应该服从的主君的命令,而是珍贵朋友的话语。她将自己的心托付给空小姐,让自己处于无法违抗命令的状态,而她应该做的事,早已被七海空命令过了。

她被托付了。更强烈的意志。

「你依赖了空小姐的力量。相信了她呢。不是退魔师,只是一个普通女孩子的力量。……朋友的力量。」

「是的,我相信了。我相信她,所以……」

「呵呵呵。是啊,如果她能做到,那我输了也无话可说了。这可是连我白天宫叶音都做不到的事。」

我缓缓跪倒在地,没有回头,想着身后的祈里小姐。明明是最像退魔师的家伙,却希望做最不像退魔师的事,这个不可思议的孩子。

「所以,这场战斗是……你们赢了。空小姐。」

太好了。输给她真是太好了。因为打败我的,不是退魔师的心。而是比任何人都认真、有点倔强、又很温柔的。

明明是退魔师,却活得如此笔直的不可思议的孩子。

「所以,这个故事。是我的……败北。祈里小姐。」

神宫路祈里。以及,七海空。打败我的,是她们的心,真是太好了。

在狂乱的樱花暴风雪中,我独自颓然倒下。我如此强烈地,这样想着。


「叶音小姐……」

「哎呀,愿音小姐。身为女主角,醒来得可真慢呢。现在一切都已经结束了哦?」

在淅沥沥的透明雨声中。白色的洋馆消失了,在光芒散落的废墟里,站着一位身穿黑色礼服的女子。一位身穿白色连衣裙的女子倒在地上。

叶音被祈里的符咒封印了灵力,动弹不得。当然,祈里本可以给她致命一击。当然,祈里没有那么做。即便想做,她也觉得那不是自己的职责。

而在封印了叶音的灵力与妖力时,愿音的洗脑也解开了。但她在目睹战斗后晕了过去,醒来是大约十分钟之后的事了。愿音也因反复的调教而耗尽了力量。此刻在这里的,只是两个普通人。神宫路愿音与白天宫叶音。仅此而已。

在稍远处空与祈里的注视下,两人的对话开始了。从某个遥远的地方开始的,两人之间的故事。

「怎么了?处置叛徒可是退魔师的戒律。还是说,果然让自己下手于心不忍?那样的话,交给联盟处理也是个办法……」

「…………」

「虽然事到如今说这话有点奇怪,但我希望由愿音小姐来了结。了结白天宫叶音这个女人。」

雨滴飞溅。溅开后,小小的水珠扩散开来,一点点濡湿了周围。

最先感到不妙的是神宫路祈里。然后祈里似乎察觉到了什么,空也有所察觉。只有闭着眼睛的叶音,对发生的一切浑然不觉。独自一人,置身于黑暗之中。

「…………为什么?」

「为什么?问我为什么要做这种事吗?……唉,那件事我已经忘了。但发生的事无法改变。我干出的事,毫无疑问是无可饶恕的恶行。所以,愿音小姐你……」

热。有温热的东西流淌下来。一瞬间,我几乎要拒绝睁开眼睛。意识到那是眼泪,与想起「哭出来的愿音是无法阻止的」这两件事,几乎是同时发生的。

「你觉得我为什么会做那种事呢……!」

她哭了起来。扑在叶音身上,愿音滚烫的泪水啪嗒啪嗒地落在自己的黑色礼服上。

手明明是冷的,眼泪却是热的。愿音曾说过「心是温暖的,所以手才冷呢」,那时还很开心的样子,此刻愿音却想了起来。自己明明总是被她温暖着手。
「你觉得我是在用什么样的心情目送你离开的吗?作为退魔师与妖魔战斗,总有一天会被消灭……我最不愿看到的就是那样,绝对不愿意,所以我才让叶音你从退魔师的世界里逃走的啊!?」

「呃!你、你说得倒轻巧。毁掉约定的是祈里你吧!逃走的是祈里你,没跟上来的也是祈里你!明明自己随心所欲,却对逃跑后我的行动挑三拣四吗!?哈,你当然不会喜欢试图破坏退魔师世界的我啦……」

「那种事我根本不在乎!!!!」

「呃啊!!!」

伴随着一声闷响,叶音的后脑勺重重撞在灰色的地板上。这房子的建材到底是什么构造啊,祈里稍稍移开视线想到。得先准备好紧急治疗用的术式才行。她这么想。

「真是奇耻大辱!竟然要我杀了叶音!?处理掉她!?开什么玩笑!!那几乎等于否定我的人生,别开玩笑了!!」

「咕呜……你在说什么啊,对我毁约、选择了退魔师世界的你……为了守护祈里而选择成为退魔师的你,根本没有资格说这种话!!」

「你说我……选择了退魔师的世界!!!!」

「咿啊啊啊啊啊啊啊啊啊!!!!」

愿音用尽全力的耳光直接扇在叶音的脸上。啪的一声,那足以震飞窗户的声响在雨中回荡。空心想,比起被祈里斩击时,伤害应该没那么大吧……应该。

愿音的泪水和呼吸都是炽热的。穿着自己挑选的美丽礼服,像她自己那样哭泣着。感受着疼痛,叶音看着这幅景象,表情差点放松下来,连忙咬紧了后槽牙。

「我最讨厌当退魔师了!!得不到任何人的感激!!重要的人不断消失,弟子、师父、朋友、家人!!居然要人习惯世界的规则,谁受得了啊!!只有变态才会被这么说还笑嘻嘻地工作吧!!」

「这可不是在工作的人该说的话啊。再说,这跟愿音你背叛我有什么关系……」

「——不,叶音。那不对。」

从稍远一点的地方,祈里谨慎地举起了手。即使在这种时候还是优等生模样的朋友让空觉得有点好笑,她笑着肯定了祈里的话。「我也听到了哦」,她说道。

「我曾被师父问过一次。『你有与我为敌的意愿吗』。」

「呃……?」

叶音不明白她在说什么。祈里本来就不该知道愿音和叶音之间的深层关系。所以空和祈里都以为这件事与她们无关。那么,她现在想说什么呢?

「退魔师知道如何抵抗退魔之术。所以除非实力差距巨大,或者抓住对方状态不佳的时机,否则退魔师无法对退魔师进行精神干涉。这一点你明白吧,叶音?」

「那是……没错。」

正因如此,自己才利用了七海空,利用了神宫路祈里。若不抓住对方的松懈和破绽,若不进行细致的洗脑,就无法改变退魔师的思想。叶音也知道这一点。

「用『思念通话』来改写对方的思维也是一种方法,但那必须对关系亲近的人才有效,一旦被察觉就会立刻遭到抵抗。所以,很可能是记忆操作的术式。那术式对退魔师也管用,不过……」

「等等,祈里。你到底在说什么……」

「不过。强大的灵力会自然解开记忆操作的术式。所以,若想对退魔师使用那个术式,就必须持续地、定期地不断进行记忆操作。对吧。」

「…………」

叶音的喉咙哽住了。她想说的话说不出来。祈里的话她无法消化。祈里说的话她能理解。但问题在于,为什么现在要提这个。记忆操作、退魔师、愿音,还有自己。

「曾经对愿音说过的话,想了起来。『就算我说不想当退魔师,但因为人手不足,除非发生什么大事,否则不会被允许辞职』。伴随着无法对他人透露退魔师之事的契约术式,在监视之下,获得为期三年的假释——大概是这样吧。但自己既没有被监视的记忆,也没有签订契约的记忆。事实上,自己已经能对七海空谈论退魔师的事了。

也就是说,那就是——」

「恐怕是的。叶音你退出退魔师时并没有采取正规手段。只是记录被抹去了而已。」

「那、那样的话,但是。如果这么做,联盟方面不会坐视不管吧。那种类似叛逃的事情……」

「是的。所以,愿音姐姐选择了留在退魔师世界的道路。」

眼底很热。明明这么热,溢出的却是泪水,真是不可思议。如果水滴落下时能更冷一些就好了。那样的话,或许就不会如此情绪化了。

「直到现在。愿音姐姐一直在用记忆操作的术式,从你的记忆中抹去叶音你的存在。」

「呃、嗯……?」

写着「希望你能幸福地活下去。至少希望你能幸福」的信,自己是怎么处理的呢?是觉得在收到的当天就烧掉了,还是现在仍珍藏在某个角落呢?至少,是忘记了。只在最初读过一次,那就是最后一次。

因为如果再读一遍,就会哭得停不下来。会痛苦悲伤到无法站起。

「呐、愿音……为、为什么……为什么要那样做……」

「为什么?你问我为什么那么做?那还用说吗!!」

愿音的拳头轻轻捶在叶音的腹部。像是要把里面的东西挤出来一样,叶音拼命忍耐着。但即使如此,还是涌了出来。那无法控制的情感波涛,那热得无法承受的东西。

「我决定要将我的一生全部奉献给你!!为此,生命、心灵,我都不吝惜!所以我一直、都是那样做的……明明是那样的……!!」

叶音紧紧抱住了瘫倒的愿音。在哭泣。泪水与泪水交织在一起。热得令人窒息。只有愿音的身体是冰冷的。

啊啊,这个人一直都是这样啊,叶音想。因为身体冷,所以要人取暖,所以会靠过来。一直是这样抱着冰冷身体活着的人。

「对不起……愿音,对不起……对不起……」

「我!我、只要你叶音想,我的心随时都能给你!!根本不需要做这种事,不需要对祈里或空下手……!哪怕变成人偶、奴隶、宠物,我都愿意为你做到!!」

「不是的……不是那样的,愿音。我、真的、曾希望与你……成为那样的关系……」

冷雨依旧下着。啊啊,但正因如此。正因如此才能感受到那份炽热,才能知道你的体温。祈里轻轻闭上了眼睛。

有一只冰冷的手握着她。那双继承自师父的冰冷的手,轻轻握着她。很温暖。仅凭这份温暖,就能活下去,她如此想着。

「对不起……愿音,对不起,其实我一直……对你……」

在安静的温暖中,祈里向远方投去思绪,默默祈祷着。希望你能幸福。希望你不要再受伤。

自己遇见的所有事物,自己爱着的一切。她要将祈祷送达彼岸。在重要之人的手中,如此强烈地发誓。


「不行。」

「诶~~~~~!神宫路姐姐好小气~~~!!」

「小气也不行。」

金鱼山神社。是和妹妹们一起经营的神社,也是重要的家。在那里招待客人,正在举行解决事件的小型庆祝会。不知是第几次的对话,我正在和空小姐来回交谈着。

「不行哦,七海小姐。没有经过修行,就想协助退治妖魔,这绝对不行。」

「就是啊七海小姐。我们向姐姐怎么请教都学不会的灵子转装,你竟然就这么轻松、一步登天地越过了我们……就算是七海小姐,也绝对不行。」

「……妹妹们,是不是在因为别的事情生气?」

「哪有这种事啊,七海小姐。」

「是的,我们一直很冷静的。关于这次事件没有让我们参与这点,也是。对吧,姐姐?」

「琉里、燈里。关于这件事,我们已经好好谈过了吧。现在,请你们帮我阻止七海小姐『想要协助退魔师』的念头。」

四人桌加上暖炉,比平时人数更多地开着蛋糕会。蛋糕是七海小姐在「Oka-shi Cakes」买的,茶叶是里面最高级的。

而放在蛋糕旁边的饼干和红茶则是……

「我觉得让她稍微帮一下忙不就好了嘛,祈里姐姐。老实说,我觉得因为一个人前去而陷入困境的情况也是会有的哦?」

「叶音小姐。别说这种不负责任的话,如果能不卷入退魔师的世界,那是最好的。」

愿音姐姐。还有,叶音小姐。两个人在暖炉边喝着加了威士忌的红茶,悠哉悠哉地享受着。真够惬意的。听说她们接下来要一起骑摩托车去北海道旅行。啊啊,真是太惬意了。

暗中的退魔师。关于叶音小姐的事,当然无法向联盟报告。所以似乎还是像往常一样,用记忆操作的术式想办法解决了。说是退魔师·白天宫叶音受到妖魔影响被迫协助之类的。

「关于这件事,如果祈里你说不原谅的话,那也没关系哦」,姐姐是这么说过,但那大概是「如果你真那么打算,我就奉陪」的意思吧。不想和愿音姐姐战斗,而且虽然对叶音小姐做了各种事,但毕竟没有造成人员伤亡。虽然暗中的退魔师导致了妖魔活性化,但那就要她们在今后的活动中弥补了。这就是我们这次的结论。

嘛,叶音小姐的事就算了……问题是空小姐。

「为什么!如果叶音小姐可以的话,我也可以吧!我也不想被祈里小姐在不知道的地方做些什么!」

「不行。就像姐姐说的,空小姐不应该卷入退魔师的世界。说到底,空小姐只是灵力强大的普通人。」

「小气!任性!抹茶爱好者!」

「……抹茶爱好者是骂人的话吗?」

我被叶音小姐植入体内的「人偶妖魔」,已经取出来并消灭了。但不知为何,进入空小姐体内的鬼之妖魔,却就这样被空小姐吸收,成为了灵力的一部分。结果,原本就超乎常人的灵力,现在即使对退魔师来说也相当可观了。而且顺带一提,记忆操作的术式对她也不起作用了。

「呐,祈里小姐。」

「呃……什么事?」

而且,这次事件还引发了一个问题。它存在于我和空小姐之间。

「『拜托 ( ・・・)』」

「……嗯。既然是空小姐的愿望,我无法拒绝呢。」

思绪变得朦胧,我不由自主地答应了空小姐的愿望。不,答应是理所当然的。因为我最喜欢空小姐了。所以,如果空小姐想当退魔师,那接受就是理所当然的……

「姐姐!请振作一点!」

「呃……啊、咦?」

回过神来。我为什么会答应空小姐的愿望呢?不,那是理所当然的事。但是,即便如此。
「喂,七海大人!我不是请求过您不要滥用『那个』吗?因为七海大人一开口,姐姐就没办法拒绝了!」
「……琉里要是有什么想让祈里做的事,我也可以帮你实现一两个哦?」
「…………」
「琉里!别犹豫了!不过七海大人,那个话题我们稍后再详谈!」
「燈里——!!」

这次事件留下的后遗症。那就是因为祈雨时向空大人交出了心,导致我变得无法拒绝空大人的请求。本以为术法结束后一切都会恢复正常,但似乎并非如此。我想请师父帮忙解决,但她说这是我自己原创的术法,所以她也不清楚原理。

这确实是自作自受,但还是希望您高抬贵手。这算什么结局啊。

「孩子们精力真旺盛啊。」
「愿音小姐,请别说这么老气横秋的话。我们也还年轻着呢。」
「我觉得你那发言也很老气横秋啊。」
「呵呵,我这叫从容。跟愿音小姐可不一样哦。」
「明明更年轻,说话却这么嚣张。」

大人们在那边玩闹。啊,我真的受够了。距离幸福结局还很遥远,这才是现实最残酷的地方。与妖魔的战斗还在继续,和七海大人复杂的关系也没解决,叶音小姐的问题也尚未完结。刚处理完一个问题,两三个新的麻烦又来了。

啊,活着真不容易。但是——

「嗯,祈里小姐?你刚才笑了吗?」
「啊,没有。」

但正因为如此,我才想要祈祷。为了前方的路,为了未来。希望你们能幸福。希望你们能快乐。

我想要实现所祈愿的一切。想要实现它们,活下去。
「我一直觉得很难办。是那个无法拒绝空大人请求的自己。」
「嗯~……不,确实如此呢。」
「但我也觉得很庆幸,能接受请求的人是空大人。」
「诶?」

趁燈里和琉里去给师父她们送酒的间隙,我小声说给空大人一个人听。不知为何脸颊发烫,但没关系。现在这一刻,内心有种莫名的、想让它变得朦胧的感受。

「因为有能托付真心的人。而那个人正是空大人,我感到非常幸福。虽然不知道为什么……」
「祈里小姐……」

空大人脸红地看着我。那个我想守护的人。我珍视的人。啊,我心想,今后我也要继续以退魔师的身份战斗下去。

为了空大人。为了琉里和燈里。为了朋友、同伴、师父、叶音小姐。我想要一直守护他们,我如此坚信着。

「你这么重视我,我好开心!那我也要成为退魔师!」
「不行。那是两回事。」
「『我求你了』!」
「哇、啊……喂!请别那样求我!真的!」

在喧嚣的世界里,思念着遥远的彼方。我在心中,轻轻祈祷着。